エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~

開発: 拓洋興業
販売: 拓洋興業
機種: セガサターン
ジャンル: 恋愛アドベンチャー
価格: 5800円
製品番号: T-37901G
男女それぞれの主人公を選択でき、男も女も落とせる両刀ギャルゲ。メインヒロインしか落としてないけど、シナリオはかなり薄っぺらい。途中のイベントとかどうでもいいものばかりだ。PS2とPSPでもリメイクされてるんだが、こんなゲームがそんなに人気あったのか?





「あの……」
佐伯に声をかけられた。どうやら佐伯が落とした物らしい。佐伯瞳。テニス部のエースで、学業も優れるスーパー女子高生。棒読みだけど、俺が狙っている女だ。しかし、どうにも会話がギクシャクしたまま終わってしまいました。しかし、その後の俺の行動からして、俺と佐伯は以前付き合っていたが別れたという関係っぽいな。

「…瞳…」
と答えそうになったがグッと堪える。ちなみに、このゲームはここでの選択肢で相手が決まってしまいます。そういや廊下で那智の定期入れを拾ったけど、中には佐伯の写真が入ってました。そんな思わせぶりな前フリしておいて、親友同士で同じ相手を…的な展開には全くならないという。というか、こいつは後半完全に空気となり、親友のポジションも他の男に奪われてしまう。ざまぁと言う他ない。

学校で真美と佐伯に呼び止められた。佐伯が何か用事があるらしいのだが、ギクシャクしたまま別れる。やはり俺と佐伯は元恋人同士で、真美はその事を知らないという状況なのでしょうか?で、教室では、佐伯が真田の奴に勉強を教わっていた。
今更関係ないと平静を装っていたら、女の子が重い荷物を運んでいたのでお手伝いを買って出る。しかし、女の子は俺を見るや、大慌てで荷物をぶちまける。何故か俺の事を知っているようだが、それもそのはず、同じクラスの鮎瀬碧だった。

「悪いけど、返してっくれる?」
おさげ&メガネのいかにも優等生な女の子に声をかけられる。しかし、随分と愛想のない娘である。お礼も言わずに行ってしまった。勉強しようと図書室に行ったら藤乃さんがいたので、向かいの席にお邪魔しようとしたが、邪魔だと行って別の席へ移動。今後一切話しかけるなとまで言われてしまった。


俺は佐伯の事が気になっていたが、会うたびにお互いギクシャクしていた。そんな折、那智から食事に誘われた。奢りというので誘いに乗る。どうやら女の子も誘っていたらしいが、その女の子というのが真美と佐伯でした。食事を終えた後、俺は自宅とは反対方向、佐伯の家の方へと向かった。途中で佐伯を見つけ、積もる話をした。やっと打ち解けたところで、真田の野郎が現れた。俺に対してライバル意識剥き出しでした。

あれ以来、佐伯とも上手く話せるようになった。そして、時折昔のように名前で呼んだりしてしまうことも度々。那智に教わったトランプゲームで遊んだりもした。不等号と真ん中の数字から4つの数字を解読するというゲームで、合っていない数字は失敗するとその大小を教えてくれる。3回ミスるとアウトというゲームである。真ん中が15なので、ルールを理解してさえいればほぼ確実に当たる。

先生から佐伯に体育大の推薦書類を渡すように言われたので、佐伯の教室へ行く。そこで、佐伯と真田が進路について語り合っていた。体育大でテニスを続けたい佐伯と、国立大へ進むべきと主張する真田。俺は割って入って、佐伯の気持ちを尊重すべきだと真田に真っ向から対立。しまいには掴み合いの喧嘩に発展してしまった。一方、俺の方はというと、オーストラリアで父親と仕事をする決意を固めていました。

「必ず帰ってきてね。私、待ってるから。」
俺は瞳に口づけをした。

「時々すごく寂しくなるけど、達也だって頑張ってるんだから我慢するね」
そうさ。俺は瞳よりも、もっと頑張らなくちゃいけないんだ。
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