エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~発売日: 1998年11月26日
開発: 拓洋興業
販売: 拓洋興業
機種: セガサターン
ジャンル: 恋愛アドベンチャー
価格: 5800円
製品番号: T-37901G

男女それぞれの主人公を選択でき、男も女も落とせる両刀ギャルゲ。メインヒロインしか落としてないけど、シナリオはかなり薄っぺらい。途中のイベントとかどうでもいいものばかりだ。PS2とPSPでもリメイクされてるんだが、こんなゲームがそんなに人気あったのか?



エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~さすがに男を落とし何が面白いんだ?ということで、主人公は郡司達也で。狙うはメインヒロインの佐伯瞳です。声優の演技もかなりアレでした。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~卒業式の場面からスタートしましたが、どうやらこれは夢。俺は体育館で居眠りをしてました。どうも卒業間近という設定のようです。で、幼なじみの真美に叩き起こされる。萩原真美。かつては家がお隣同士であった幼なじみの中の幼なじみである。担任の南先生が呼んでいるというので職員室へ。こういうゲームの先生だから、当たり前に美人女教師です。要件は、両親の事だった。うちの両親は今はオーストラリアにいるのだが、しばらく転居はしないのか聞いておいてくれという内容。ちなみに俺の親父は世界を股にかける建築家だ。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~翌日、登校したら校門のところで中沢に出くわした。授業に出てもやることないから、これから帰るのだという。中沢薫。同じクラスで、一応声をかける位は知り合いだ。しょっちゅう学校をフケているヤンキー系。家庭環境が複雑らしい。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~授業が終わると、全員山田まゆに呼び止められた。明るく前向きな性格で行動派。卒業生主催の「追い出され大会」の実行委員長も務めている。中学までは人気の子供タレントだった。当然男子の間でも人気が高い。要件は実行委員の手伝い募集でした。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~図書室へ行ったら、映画のチケットを拾った。
「あの……」
佐伯に声をかけられた。どうやら佐伯が落とした物らしい。佐伯瞳。テニス部のエースで、学業も優れるスーパー女子高生。棒読みだけど、俺が狙っている女だ。しかし、どうにも会話がギクシャクしたまま終わってしまいました。しかし、その後の俺の行動からして、俺と佐伯は以前付き合っていたが別れたという関係っぽいな。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~親友の那智が部屋を訪ねてきた。もうすぐバレンタインデーということで、そっちの話題へ。ちなみに那智はモッテモテです。那智にチョコをもらいたい相手はいないのか?と尋ねられ
「…瞳…」
と答えそうになったがグッと堪える。ちなみに、このゲームはここでの選択肢で相手が決まってしまいます。そういや廊下で那智の定期入れを拾ったけど、中には佐伯の写真が入ってました。そんな思わせぶりな前フリしておいて、親友同士で同じ相手を…的な展開には全くならないという。というか、こいつは後半完全に空気となり、親友のポジションも他の男に奪われてしまう。ざまぁと言う他ない。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~2月1日
学校で真美と佐伯に呼び止められた。佐伯が何か用事があるらしいのだが、ギクシャクしたまま別れる。やはり俺と佐伯は元恋人同士で、真美はその事を知らないという状況なのでしょうか?で、教室では、佐伯が真田の奴に勉強を教わっていた。

今更関係ないと平静を装っていたら、女の子が重い荷物を運んでいたのでお手伝いを買って出る。しかし、女の子は俺を見るや、大慌てで荷物をぶちまける。何故か俺の事を知っているようだが、それもそのはず、同じクラスの鮎瀬碧だった。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~廊下では早大の赤本を拾う、うちの学校で早大受けるような奴は真田くらいのものかと思っていたが、書いてある名前は藤乃梓だった。違うクラスのようです。
「悪いけど、返してっくれる?」
おさげ&メガネのいかにも優等生な女の子に声をかけられる。しかし、随分と愛想のない娘である。お礼も言わずに行ってしまった。勉強しようと図書室に行ったら藤乃さんがいたので、向かいの席にお邪魔しようとしたが、邪魔だと行って別の席へ移動。今後一切話しかけるなとまで言われてしまった。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~頭に血が上り、勉強どころじゃなくなったので帰宅しようとしたら、校門の所で真美に捕まる。これからショッピングに行くというので無理やり付き合わされた。すると、真美が待ち合わせていた別の学校の女の子がやって来た。佐伯悠見。なんとあの佐伯の妹でした。どうも、悠見ちゃんは那智のことが好きらしく、那智の親友である俺にも、後々協力してもらいたいということで顔合わせさせたようだ。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~2月5日
俺は佐伯の事が気になっていたが、会うたびにお互いギクシャクしていた。そんな折、那智から食事に誘われた。奢りというので誘いに乗る。どうやら女の子も誘っていたらしいが、その女の子というのが真美と佐伯でした。食事を終えた後、俺は自宅とは反対方向、佐伯の家の方へと向かった。途中で佐伯を見つけ、積もる話をした。やっと打ち解けたところで、真田の野郎が現れた。俺に対してライバル意識剥き出しでした。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~2月7日
あれ以来、佐伯とも上手く話せるようになった。そして、時折昔のように名前で呼んだりしてしまうことも度々。那智に教わったトランプゲームで遊んだりもした。不等号と真ん中の数字から4つの数字を解読するというゲームで、合っていない数字は失敗するとその大小を教えてくれる。3回ミスるとアウトというゲームである。真ん中が15なので、ルールを理解してさえいればほぼ確実に当たる。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~2月14日
先生から佐伯に体育大の推薦書類を渡すように言われたので、佐伯の教室へ行く。そこで、佐伯と真田が進路について語り合っていた。体育大でテニスを続けたい佐伯と、国立大へ進むべきと主張する真田。俺は割って入って、佐伯の気持ちを尊重すべきだと真田に真っ向から対立。しまいには掴み合いの喧嘩に発展してしまった。一方、俺の方はというと、オーストラリアで父親と仕事をする決意を固めていました。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~瞳との関係は修復したものの、進路については彼女にも秘密にしてあった。そして、日本を発つ直前に真田に連絡し、後を託して成田へと向かう。いざ出発という時に、瞳が空港に現れた。どうやら、真田が教えたらしい。真田は実はいい奴でした。
「必ず帰ってきてね。私、待ってるから。」
俺は瞳に口づけをした。

エチュード プロローグ ~揺れ動く心のかたち~昨日、瞳に手紙を書いた。電話はちょくちょくしてるんだけど、読み返せるから手紙も欲しいらしい。こっちの生活はまだ慣れない事だらけで、正直不安になる事もあるけど、そうも言ってられないよな。
「時々すごく寂しくなるけど、達也だって頑張ってるんだから我慢するね」
そうさ。俺は瞳よりも、もっと頑張らなくちゃいけないんだ。

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