シェンムー 一章 横須賀 呑気に復習日記 最終章

シェンムー 一章 横須賀 呑気に復習日記 最終章


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予備のドリキャスを仕入れてきました。箱付きで680円という激安価格。最近は2000円前後で価格安定してたのでラッキーでした。別の店では箱説付きのメガCD2が5000円で売っていたので、ついでにこちらも確保。これも結構お得でした。今やっているメガCDのゲームは一からやり直すのが面倒なのでエミュでやりますが、その次からはメガCDも実機プレイに移行します。

シェンムー 一章 横須賀

朝早くに呼び出されたのは歓迎会ではなく、毎朝好例だというマーク主催のフォークリフトレースだった。

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昼休みにマークが苛められていたので助けてやった。どうやら連中がマッドエンジェルスらしい。

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仕事を終えると貴章がやって来た。新しい技を教えてくれるというのだ。
「教えてもらってやってもいいぜ」
俺はガキみたいなことを言って技を教えてもらうことにした。その技とは「燕旋後脚」だった。その後2人で語り合う。
「俺がお前だったら……同じことをする。それが答えだ。」
貴章はそう言って去っていった。2人の間に奇妙な友情が芽生え始めていた。

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「ヘイ、ユー!スクールボーイ」
翌日、マッドエンジェルスの連中に早速からまれる。倉庫に閉じ込められてしまったが、こんな雑魚に俺がやられるわけもなかった。そしてマッドエンジェルスが17番倉庫にたむろっていることを聞き出した。

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バイトが終わった後17番倉庫に行ってみると、またしてもマークがマッドエンジェルスの連中にボコられていたので、また助けてやった。

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どうやらマークの弟はマッドエンジェルスのメンバーだったらしい。しかし、重要な情報を漏らすというミスを犯して、海の底に沈められてしまったかもしれないとのことだった。そして、その情報とは、マッドエンジェルスとチャイニーズマフィアの取り引きについてのものだった。

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昼休みにクラスメイトの田島が原崎を連れてやってきた。そして俺と原崎のツーショット写真を撮ってくれた。おせっかいな奴だ。
「私……、カナダに行くことにしたわ」
そう原崎が切り出した。
「いろいろ考えて決めたなら、それをつらぬけ」
俺はそう言って、原崎の背中を押してあげた。

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バイトが終わると珍走団の集団に取り囲まれた。チャーリーの奴だった。あいつもマッドエンジェルスと関係があったのか。俺が手下を軽くぶっ潰すとチャーリーはバイクで逃走。俺も盗んだバイクで走り出す。チャーリーを追い詰めたところでまた大量の敵が。つくづくワンパターンな連中だ。

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しかし、雑魚が何人集まろうと俺に勝てるわけがない。チャーリーを締め上げた俺は、藍帝がまだ港にいるという情報を突き止めた。

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バイト中、何者かにやられてうずくまっているゴローを発見。またしてもあの船員達だった。しつこい奴らだ。今回も華麗なQTEでボコボコにしてやった。

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すると
「いい気になる、ダメね……。ユーのファミリーやフレンドがどうなっても知らないネ……」
とナマ言ってきたので腕をへし折ってやった。

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バイトが終わるとマークが待っていた。マッドエンジェルスについての重要な情報を入手したらしい。それは「龍札」と呼ばれる蚩尤門との取り引きが近々あるらしいということだった。

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昼休みにゴローと麻衣ちゃんが訪ねてきた。何と二人が結婚するのだとか。麻衣ちゃんは人生をドブに捨てたようです。

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バイト中に船員を見つけたので、龍札について聞いてみたが逃げ出した。俺を相手に逃げ切れると思うのか。見事なQTEさばきで1人を追い詰めた。龍札について詳しいことを知っているのは、マッドエンジェルスのボスだけだという。そして、そのボスがテリーという男であることが分かった

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陳大人なら龍札について知っていると思い第8倉庫へ行く。龍札自体は藍帝とは直接関係はないようだが、奴らは藍帝を香港に手引きして蚩尤門に取り入るつもりらしい。しかし、龍札がいつなのか陳大人に問いただしても
「……だが、時期を待て」
と言って教えてくれなかった。俺はひとまず引き下がることにした。

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家に帰ると、稲さんから原崎がまだ家に帰っていないことを知らされた。そこへ電話が鳴る。電話の主はチャイだった。どうやら原崎がテリーに誘拐されてしまったようだ。俺は親友の直之にバイクを借りて港へと向かった。

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意外にもテリーは原崎をあっさりと返してくれた。ただし交換条件をつけてきた。このまま原崎を返す代わりに、貴章を倒すという条件であった。俺は藍帝に会わせてもらうことを条件にそれを受諾した。

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「ごめん、こんなことに…」
と謝る原崎に
「もういい…、分かってる」
そう言ってタンデムでドブ板へと引き返した。白いパンツがまぶしかった。

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道場で精神統一をしてから、覚悟を決めてバイトに行く。港で浮かない顔をした俺に、トムが見かねて話しかけてきた。こいつは今まで全く登場してこなかったけど、俺にとっては無二の大親友だ。昼飯をおごるから後で店に来てくれと言われた。

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事務所へ行くと現場監督からクビを言い渡された。港を仕切るマッドエンジェルスとやり合っていたのが原因らしい。確かに、バイト中にストリートファイトに明け暮れていたから仕方がない。

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トムの店に行くと技を教えてくれた。「竜巻キック」という、ほとんど使い所もないまま、2で別の技に上書きされてしまう不遇の蹴り技である。その後、トムは急に暗い表情になり、こう切り出した。
「明日、アメリカに帰るネ」
そしてこれが最後だと言って、ホットドッグをごちそうしてくれた。

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俺は約束通り、マッドエンジェルスの元へと向かった。そして現れる貴章。
「貴章、俺と戦ってもらおう」
俺は有無を言わせずに貴章に襲いかかった。

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最初は貴章に八百長を持ちかけたりしていた俺だったが、次第に本気になっていった。そして遂には、ダブルノックアウトという結末に終わった。
「少しは…やるじゃないか…」
「ふん…貴様こそ…」
完全なお約束。そんな友情ごっこに水を差したのがテリーだった。しかし、そんなことは百も承知。テリーの不意打ちは未遂に終わる。そして、伝説の70人バトルが始まった。

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俺と貴章のコンビは無敵だった。最後に貴章がテリーに止めを刺した。俺は藍帝に会わせるようにテリーを問い詰めたが、藍帝は既に香港へ出発してしまったようだ。夜が明ける。香港まで藍帝を追いかけようにもどうすればいいか分からない俺に、貴章が父親に頼んであげると言ってくれた。
「ありがとう」
そんな俺の言葉に
「バカ言え。それは俺のセリフだ」
と言って貴章は格好良く去って行ったのでした。

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陳大人の手引きで香港へ行けることになった。慣れ親しんだ我が家を後にしようとすると福さんが追いかけてきた。
「せめて、これを…」
と選別を渡してくれた。結局稲さんは出迎えてくれなかったが、物陰からそっと見送ってくれていました。港では陳大人と貴章が待っていた。
「今の私にできるのはこれくらいしかない」と
と行って、陳大人は奥義「燕旋擺柳」を伝授してくれた。

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そこへチャイが急襲。鉄骨を落としてきた。そして、俺をかばった貴章が負傷してしまった。チャイはどうにか撃退したものの、一緒に香港へ行くはずだった貴章は怪我で行けなくなってしまった。まさか、これが今生の別れになってしまうとは、この時の俺が知る由もなかった。

シェンムー 一章 横須賀

俺は一人船に乗り込んだ。陳大人は遠くに去っていく船をいつまでも見守っていた。

その者、東の遠つ国より、海を渡りて、現れり
若者、秘めし力、いまだ知らず
彼の身滅ぼすことも、彼の願いかなえしことも、その者、勇み立つ時、我を求めん
ともに、荒れ野の道を行かん
待ちて願え
邂逅は我の、いにしえよりのさだめなり
漆黒の夜は広がりしも、明星は一つ輝き
長き物語は、今、始まれり

(おしまい)
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