ルームメイト ~井上涼子~ (1)

開発: フューパック
販売: データムポリスター
機種: セガサターン
ジャンル: シミュレーション
価格: 5800円/15000円(コンプリートボックス)
製品番号: T-19502G/T-19510G(コンプリートボックス)
「NEWラブプラス」発売記念ということで、今回はラブプラスの原型となった「ルームメイト」です。これもバレンタインデーに発売してたんですな。あ、別にラブプラスは買ってませんよ。ジャンルはシミュレーションとなっているが、別に育成するわけではなく、サターンの内蔵時計を活用して、リアルタイムでヒロインの井上涼子ちゃんとの同居生活を楽しめるという作品。ただし、パワーメモリーのデータ破壊バグも内蔵。部屋移動でバグると消えるみたいですね。風呂を覗く時は注意ですぞw
参考文献
「ルームメイト ~井上涼子~ 公式ガイド」(メディアワークス)


午後7時:突然の可愛い女の子の来訪。
「こんばんは。えっと、あたし、井上涼子って言います。今日から、この家でお世話になります……。」
しかも、これから一緒に暮らすと言われて驚いた。数日前に届いていた父親の手紙を思い出して慌てて確認してみたら、確かに書いてありました。こうして二人の同居生活は始まった。涼子ちゃんは高校二年生。父親がニューヨークに転勤になり、家族で引っ越すことになったが、彼女だけ日本に残ったという事情。自己紹介することになったので、名前は「瀬川ばにい」、年齢は13歳のショタ設定、誕生日はイベントも考慮して2月21日にしておいた(まあリアルの誕生日だけど)。涼子ちゃんのお母さんも2月生まれらしい。荷物の整理も終わったということで涼子ちゃんの部屋にお邪魔させてもらう。弟のことをいろいろ語るブラコン気味な涼子ちゃん。ショタでいく作戦は間違いではなかったようだ。涼子ちゃんはテニス部に入っているようで、テニスをやったことあるのかと聞かれたので
「趣味でやってるんだ。ヘタの横好きだよ。」
と答えておく。今度一緒にテニスをやることになった。そんな感じで他愛もない会話が続いていった。
再起動:夕食に涼子ちゃんがスパゲッティを料理してくれた。そしてパスタとスパゲッティの違いという豆知識を披露する。皿洗いは俺の役目。
再起動:皿洗いをしている涼子ちゃんが、今度はお皿を割ってしまった。
再起動:今度は涼子ちゃんに血液型を聞かれたので、ここはリアルにAB型と言ってみる。涼子ちゃんはO型。
「O型の女の子は、AB型の男の子に一目ぼれしちゃうの。」
「ということは涼子ちゃんは俺に一目ぼれなのか?」
「……さぁて、どうでしょう?」
涼子ちゃんによれば、AB型の男の子は基本的に年上が好みだという。確かに……
再起動:来年は受験生になるという話。受験があるので家のことは俺に任せろとサポート宣言すると、涼子ちゃんに「優しいですね」と言われて照れる。

午前7時:朝イベント(7時~9時)では、涼子ちゃんに今日はどうするのかと聞かれるので、13歳だけど「出社する」と答えてみる。通学という選択肢自体がない。社会人限定ゲームだったのか。帰宅時間は午後7時と伝えておく。以後特別なイベントが無い限り、朝イベントは省略しますが、アクセス数稼ぎのためにも一応毎朝やってます。イベント自体は重要そうでもないけど。
午後6時:節分イベント発生。
「鬼は~外!」
勿論俺が鬼の役をやらされました。
再起動:ここで暮らしていることを友人に話したら、学校中に男と同棲しているという噂が広まってしまったのだとか。
「同棲?そりゃひどい誤解だな。」
と同調しておく。
再起動:涼子ちゃんがハーブティーを入れてくれた。涼子ちゃんが部屋で栽培しているフェンネルというハーブだそうだ。味を聞かれたので
「おいしいよ。」
と当然の反応をしておく。
再起動:涼子ちゃんは推薦で大学行く人を羨ましがっています。推薦を受ける人は一年生の時から勉強を頑張ったのだからと諭すと、一年生に戻ってやり直したいと言い出した。過去に戻れるならいつに戻りたいかと聞かれたが
「戻りたくない。」
と、今を生きるアピールしておいた。

午後12時:学校へ行ったはずの涼子ちゃんが私服で帰ってきた。
「笑わないよ。約束する。」
と約束して何してたのか聞くと、散歩が趣味なので散歩コースを下見していたのだとか。俺の目が笑っていたので、プンスカ状態の涼子ちゃん
「わ、笑ってないよ。」
と慌てて取り繕う。今度一緒に散歩に行こうと言ってみたが、一人でするから散歩であって、二人でするとデートになると言われて却下されてしまった……
午後6時:涼子ちゃんと校則の話から現代の女子高生論へ。ルーズソックス、ポケベル、デートクラブと、時代を感じさせるワードが次々とw。チョベリバ。
再起動:部屋に電気ストーブしかないというので、自分の部屋にあるファンヒーターを貸してあげた。
再起動:コタツ談義。
2月5日
午後4時:数学は得意かと聞かれたので
「もちろん、バッチリさ。」
と言ってみる。明日数学の追試があって、合格点が取れないと補習を受けないといけないらしく、家庭教師を頼まれた。
「よっしゃ、まかせときな。」
もち、オーケーです。苦手だった数学の面白さに目覚める涼子ちゃんに
「教え方がうまいからね。」
とうそぶいてみせた。
午後6時:霜柱談義。涼子ちゃんが霜柱が何故できるのか疑問を抱いているので
「知ってる」
と言って雑学王を気取る。
再起動:寒いので夏のことを考えたが、やはり寒いものは寒かった。
再起動:今度は涼子ちゃんのお悩み相談室に。父親についてのことでした。

今日は日曜日。ゴミ出しの話になり、これからは私がやるというので
「そんな気を使わなくていいよ。」
と言っておく。
午後6時:涼子ちゃんから電話。パーティーに出ていて帰宅が遅くなるのだとか。
午後9時:涼子ちゃんが帰宅。友人のりえちゃんを連れてきた。遅くなったことを謝るりえちゃんに
「大丈夫。ウチにはとくに門限ないから」
と優しく言ってあげた。りえちゃんが帰った後に涼子も謝ってきたので
「怒ってないから、気にしないでいいよ。」
と言っておく。
2月7日
午後4時:もう涼子ちゃんは帰宅していた。部屋をノックすると、今は勉強中とかで、用がないなら後にしてと冷たくあしらわれてしまった。
午後7時:一息入れに涼子ちゃんがリビングにやって来た。ステュワーデスになるのが夢で英会話の勉強をしているのだとか。からかったら怒ってしまったので謝る。
2月8日
午後9時:涼子ちゃんがテレビを見ていた、クラスで大人気のアイドルグループの番組なので、見ておかないと話題に乗れないらしい。
「やっぱ、かっこいいよね、この子たち。」
良かれと思ってそう言ってみたら、ホモ疑惑を持たれてしまった……。冗談だけど。どんなアイドルが好きなのかと聞かれたのだが、内田有紀、安室奈美絵、雛形あき子の三択だったので、セガ信者的にはデジタルダンスな安室奈美絵一択だ。
再起動:テレビを見ていた涼子ちゃんに、普段どんな番組を見るのかと聞かれたので
「バラエティかな。」
と答える。涼子ちゃんが今見てるのがそれっぽいから。
再起動:涼子ちゃんがビデオを予約しようとしていた。弟に頼まれてJリーグを録画するのだとか。弟は鹿島サポで、熱烈なジーコ信者らしい。アシュケー。
再起動:涼子ちゃんに甘いものは好きかと聞かれ
「甘いものにはメがない。」
と答える。ということで涼子ちゃんが買ってきたケーキを二人で食す。

午後7時:帰宅すると、涼子ちゃんが母親と国際電話で話していた。しかし、浮かない表情の涼子ちゃん。家族と遠く離れていることを実感して悲しくなってしまったようだ。そして部屋に閉じ篭ってしまった。ということで今日のイベントはこれだけ。
2月10日
午後7時:お悩み相談室開催。恋愛経験を聞かれ
「それなりに、ってとこかな。」
と答える13歳。友達から相談されたのだと前置きし、その友達が隣のクラスの男子からしつこく言い寄られていて、相手を傷つけずにどう断ればいいかというお悩み。で、どうやったって相手は傷つくのだから正直に気持ちを伝えるべきだとアドバイス。「さすがですね」と言われたので
「なあに、ドラマや本の受け売りさ。」
と謙遜する13歳。で、涼子ちゃんには好きな人いるのかと聞いてみると
「……いますよ、もちろん。」
ムム……。で、それが誰なのかは教えてくれなかった。
2月11日
午後5時:涼子ちゃんから恋愛相談の件の報告を受ける。アドバイスが効いてうまく解決したんだと。涼子ちゃんは今まで告白されたことがないと処女ぶってたので
「そりゃあ、お気の毒様。」
と言っておいた。

午後5時:涼子ちゃんに数学の宿題を手伝って欲しいと頼まれたので
「おやすいご用だ。」
と快く引き受ける13歳。
午後6時:頬を腫らせた涼子ちゃんがいた。奥歯に親知らずが生えているようです。歯医者に行ったことがないというので、思いっきりビビらせてやった。
再起動:涼子ちゃんがコーヒーを入れてくれるというので
「ブラックで。」
と大人ぶってみる13歳。コーヒーカップの持ち方を聞かれたので、正式な持ち方でもあるのか?とグーグルさんに聞いてみたがよく分からない。
「指二本でつまむ。」
にしておいた。他が「小指を立てる」と「カップを握る」だったから。しかし、これはマナーの話ではなく、性格占いでした。指二本は、おっちょこちょいだが明るい性格だそうだ。
再起動:涼子ちゃんがテレビゲームに夢中。いや、さっきこれから部屋で復習するって言ってたよね?ゲームは何本持っているかと聞かれたので、たくさんと正直に答える。サッカーゲームをやっているようですが、サターンだから「ビクトリーゴール」でしょうか?
2月13日
朝、涼子ちゃんに近所の引越しの挨拶をどうするか聞かれたので
「そうだね。早いほうがいいね。」
とアドバイス。
午後4時:今日は涼子ちゃんが、これまでのお礼にと気合を入れて夕食を作ってくれるようだ。そこまでしなくてもと遠慮したら、自分の料理じゃ不安なのかと問われ
「そんなことは言ってないよ。」
と慌てて否定する。
午後7時:自信満々な涼子ちゃんだったが、ハンバーグを真っ黒焦げにして落ち込んでいた。

午後4時:帰宅した涼子ちゃんだが、様子がおかしい。
「わかった。もう詮索しないよ。」
と引いてみた。悩める乙女に深入りは禁物だぜ。涼子ちゃんは、気分が悪いと言ってそのまま部屋へ引きこもってしまいました。その後親友のりえちゃんから電話。今日、学校で友人と大喧嘩して、かなりきついことを言われてしまったらしい。事情を詳しく聞くと、どうやら、その友人というのは正広という男子らしい。まさか、涼子ちゃんが好きなのって……。で、涼子ちゃんを呼びに行ったけど電話にも出ませんでした。当然その後もイベントはなしなんだけど、バレンタインデーのイベントもブッチかよ……
2月15日
午後7時:涼子ちゃんに自分はかわいげのない女かと問われ
「そんなことはない。」
と否定する。で、昨日の一件についてようやく教えてくれた。学校で喧嘩して、例の正広ってやつに「女のくせにちっともかわいげがない」と言われてショックを受けたんだと。で、俺の慰めもきいて立ち直った涼子ちゃんに
「なんだかお兄さんみたい……。」
と言われました。男として見てないということか……。というか俺4つも年下……
午後10時:バスルームに特攻。
「ちょっとだけ覗こうかな。」
バスタオル姿の涼子ちゃんでした。サクラ大戦の「体が勝手に~」を思い出す。ちなみにゲームを50回、100回、150回起動した後にそれぞれ覗けます。

午後6時:帰宅したら、涼子ちゃんは何やら鼻歌を歌って二階へ行ってしまった。涼子の部屋へ様子を見に行くと、部屋の中からも歌が聴こえてきます。やけに機嫌がいい。
午後8時:どうやら喧嘩相手の正広君と仲直りできたようだ。喧嘩相手が男だということを確認すると、涼子ちゃんは顔を赤らめた。何か隠していることもあるようだし、やはりそういうことなのか。お父さん、許しませんからね!
2月17日
午後6時:電話が鳴って、涼子ちゃんが出た。相手はりえちゃんみたいです。どうやら明日うちに泊まりに来たいと言っているようです。ダメですよね?と言う涼子ちゃんに
「そんなことないよ。」
と言ってあげる。断るわけがない。
再起動:涼子ちゃんがゲームをしている。魔王をやっつけてお姫様を救い出すRPGらしい。サターンでそんなゲームといったら「ヴァーチャルハイドライド」しかないだろう。しかし、武器と防具を買ったのに装備していないので、全然先に進めないのでした。で、RPGが時間のかかるゲームだということを教えてあげると気が遠くなる涼子ちゃんだったが、始めたからには最後までやり通す決意をしていました。
再起動:涼子ちゃんが19世紀のイタリア製だという古いワインクーラーを見せてくれた。近所のアンティークショップで5000円で買ってきたそうだ。これに植木鉢を入れて飾るのだとか。
再起動:涼子ちゃんに近所に大きな犬を飼っている家があるかと聞かれたので
「あるよ。」
と答える。1メートルを超える巨大な犬を散歩しているおじさんを見かけたのだとか。ペットを飼ったことがあるかと聞かれたので
「前にイヌを飼っていたよ。」
と答えてみる。涼子ちゃんもイヌを飼っていたそうだ。で、小学生の時に死んでしまったそのコロちゃんを思い出してウルッ。

午後6時に再起動:今日は約束通り涼子ちゃんがりえちゃんを家に連れてきた。
「いつも涼子が迷惑かけてます。」
と挨拶するりえちゃんに
「そんなことないわよ。ねぇ、ばにいさん?」
と言ってくる涼子ちゃん。
「迷惑なんてしてないよ。」
ここは涼子ちゃんの顔を立てる。りえちゃんに冷やかされちゃいましたけど。
再起動:ゲームをしている二人。りえちゃんが強いから対戦してみて、と言われたのでOKする。楽勝。
再起動:今度は二人で駆け込み乗車アルアルで盛り上がっていた。やっと俺に気付いた二人。涼子ちゃんは高校時代は恋愛よりも大切なものがあるから男の子と付き合う必要ないと言っていたが、それってどうなの?とりえちゃんに聞れたので
「恋愛はたくさんするべきだ。」
と持論を展開。すると、りえちゃん。
「実は涼子ったら、男子テニス部の……」
慌ててりえちゃんを制する涼子ちゃんだが……

午後4時:涼子ちゃんにエアメールが届いていたので渡す。バンクーバーに住んでいるという祖父と祖母からでした。超セレブな老人みたいです。あれ?今日は二人のパジャマ姿を拝めるイベントが朝にあるはずだが……。日曜日だから発生しない?
再起動:涼子ちゃんにいきなり写真を撮られた。どうやら、友人が俺の顔を見たがっておりので撮ったらしい。せめてちゃんと撮ってくれとお願いするが、もうフィルムはないと却下された……
再起動:涼子ちゃんとファッション談義。自分はどんな服が似合うかと聞かれたので
「女の子っぽい服。」
と無難な回答をしてみた。
再起動:靴の底を見てきてと言われて見に行った。帰ってくると、どこが摩り減っていたのかを聞かれたので、全体と答えてみる。全体が摩り減っているのはバランスの取れた性格らしい。得意の性格診断テストでした。
2月20日
午前7時:お泊りのりえちゃんと涼子ちゃんがパジャマ姿で起きてきた。時空に歪みが……。やっぱり日曜日には発生しないのか?まあ、二泊していったということにしておいてあげよう。その後は帰宅時に涼子ちゃんが電話料金を気にしただけで、特にイベントはなく終了。
2月21日
午前7時:朝起きたら真っ暗だったので、電気を付けたら
「ハッピーバースデー!ばにいさん!」
と、涼子ちゃんが誕生日をお祝いしてくれました。
午後6時:涼子ちゃんが鼻歌交じりに料理をしていた。明日の朝練の後にみんなで食べる軽食を用意しているのだとか。
再起動:財布を落としてしまったとかで慌てている涼子ちゃん。俺は警察とクレジット会社に連絡するようにテキパキと指示を出した。頼りになると言われ
「社会人の常識だよ。」
と胸を張る13歳。
再起動:涼子ちゃんがラケットのガットを張り替えていた。伊達公子に憧れているらしい。しかし、将来はステュワーデスになりたいんですと。
再起動:駅前に新しくできたモスバーガーの話に。しかし、企業名をそのまま使ってます。
(つづく)
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