黒の断章 (1)

開発: OZクラブ
販売: OZクラブ
機種: セガサターン
ジャンル: アドベンチャー
価格: 6300円
製品番号: T-21204G/T-21203G(限定版)
元はPCのエロゲー。サターンでは18歳以上推奨。最近は知りませんが、当時はこの手のエロ&サスペンスな作品が結構ありましたね。クトゥルフ神話というのを題材にしています。クリッカブルタイプのアドベンチャーゲーム。以下は最短ルートです。限定版は、CGライブラリ(PC用)やサントラが入ったおまけCD-ROM付き。
参考文献
「黒の断章公式攻略ガイド」(宝島社)
「黒の断章ビジュアルガイドブック」(双葉社)
「黒の断章Complete Works」(高橋書店)
※「リズム怪盗R」いよいよ明日発売。が、Amazonで予約したのが大失敗。未だに発送メールどころか、入金メールすら来ない。まさか週末にも届かないなんてことが……

いつもの悪夢を見ていた。暗く長い地下道を降りて行く夢。恐ろしいのはあいつがオレの隣にいることだ……。それが一番恐ろしい。やがて7本の腕を持つ異形の蛸に囲まれた赤ん坊の像。また始まるのだ、ベルテインの夜が……

明日香の口×6→明日香のアクアマリン×2→明日香の顔×2→引き出し(最上段)×2→明日香の口×3
明日香は両親を失って孤児となっていたところを涼崎に引き取られた。今ではこの貧乏事務所でただ1人の助手として働いている。涼崎が明日香と話をしていたら、外からパトカーのサイレンの音が聞こえてきた。音はこのマンションの前で止まった。

表札×2、インターホン→インターホン(押す)×2→覗き穴×2→春永の口×4→ノブ→佛鵜の口×4→寺田の口→佛鵜の口×3→寺田の警察手帳
表札に書かれていた名前は「佐藤一幸・美智子」。恐らく夫婦なのであろう。立ち番の警官に適当に嘘をつく涼崎。まんまと騙していくつかの情報を入手し、侵入にも成功した。中にいたのは、顔見知りのベテラン警部補である佛鵜源一郎と、新人らしき寺田貴義だった。情報を教える代わり、何か掴んだら教えるという条件を出されたので承知する。
佛鵜の話では、殺された4人はダイニングテーブルに座っていて、両手にはナイフとフォーク。テーブルには空の皿が並べられていたらしく、この家の主人は目玉をくり抜かれ、それが皿の上に置かれていたのだという。そして、ダイニングの向かいの壁には血文字が残されていたらしい。犯人の可能性もある同じマンションの住人である涼崎には、それ以上の情報は与えられなかったが、寺田の警察手帳をこっそりくすねてやった。
部屋に戻ると明日香が事件のことを聞いてきた。
引き出し×2、アクアマリン×2→明日香の胸×4→明日香の口×7
金にならない事件に首を突っ込むことを咎められるが、明日香も涼崎の性分は良く分かっていた。

樋口の口×2→蛭田の口×2→樋口の口×10
樋口るみ子という若い女性が、蛭田繁臣という酔ったおっさんに襲われていたので助ける。るみ子を6階の部屋まで送ると、お茶に誘われたが、今は事件が先決だと辞退しておく。

蛭田の口×5→三浦の目→三浦の口×2→三浦の目→三浦の口×4
蛭田があまりにも下衆野郎なので蹴り倒す涼崎。蛭田は自分の部屋に逃げ帰った。明日香を連れて自室に戻ると、明日香は気が緩んだのか泣き出してしまう。
明日香の口×6→画面クリック
明日香をなだめる涼崎だったが、るみ子の話になったらヤキモチを焼いて怒り出した。散々怒鳴って発散できたようです。涼崎は、殺人事件もあったので、この日は明日香を部屋に泊めることにした。
誰かが夜中に目覚めて涼崎について語っている。同じ事務所にいるようだが、二重人格とかそういう類でしょうか?そういや、冒頭にも涼崎の会話を客観的に見てる人物がいましたね。涼崎と同じ悪夢を見ていたようですが一体何者?

朝、佛鵜(以後入力が面倒なので源さんにする)が涼崎の元を訪ねてきた。
源さんの口×4→シアナマイド→寺田の口→源さんの口→寺田の口×3→源さんの口→ドア
源さんから新たに殺人事件が起きたことを聞かされる。被害者はあのエロ親父の蛭田だった。そして、死体からはシアナマイドという薬物が検出されたそうだ。これは、アル中患者に使われる薬で、これを服用した後に酒を飲むと、地獄の苦しみだそうで、恐らく犯人はそこで首を絞めたのだろうと推察される。警察手帳を紛失して怒られている寺田をちょっとからかってやる。俺が盗んだのだがな。
二人が去った後、涼崎はリビングで考えを整理した。
電話(使用する)→机(警察手帳)→メモボードのメモ×3
涼崎は、事務所の明日香に電話して、蛭田についての調査を頼んだ。そして、自分は寺田からパクった警察手帳の情報を元に聞き込みを開始した。

杜松の口×4→絵画→本棚右下→本棚左下×2→杜松の口
杜松は古美術や輸入雑貨の商売を手掛けている人物。特に有益な情報は得られず。
蛭田の部屋の前には警官が立っていた。昨日と同じ人物だ。
春永の口×4→表札×3→部屋番号→ノブ→春永の口×4
警官の話では、蛭田は単身赴任だったそうだ。向かいの佐藤さん宅も調べてみる。この警官は事件の第一発見者でもあるが、発見当時のことをペラペラ喋って、壁のメッセージが「FAMILY CIRCLE」だったことまで喋ってます。警官も口止めされていることに気付きますが時既に遅し……

遥の口×3
冬川希という女性と一緒に住んでいるが、風邪で寝ているらしい。涼崎はここで相棒の草薙という男を彼女に紹介した。ってあれ?こいつは別人格ではなく実在の人物だったのか。存在感なさすぎだろw。遥は、涼崎達に不信感を持っているらしく、話を全く聞いてくれませんでした。
続いてるみ子のいる60D号室へ。
るみ子の口×7→インターホン(押す)×2
特に情報はなかったが、るみ子に食事に誘われたので、喜んで受ける。

インターホン(押す)→安藤の口×6→ドア×2
中から稲川淳二が出てきたw。リストラされたばかりのほやほやニート。放っておくことにするが、再び安藤の部屋へ。
ドア×2

ノブ(右のドア)×2
屋上にはパジャマ姿の少女がいた。そしてそこから飛び降りようとした。涼崎が羽交い絞めにすると少女は気を失った。そこへ遥が現れた。どうやらこの少女が冬川希だったようです。彼女を運んで遥かの部屋へ。
遥の口×6→画面クリック→希の口×5→遥の口×3
遥によれば、希の様子がおかしくなったのは今朝からだったという。つまりは事件に何らかの関係がありそうです。遥は、警察に知らせないことを条件に捜査の協力を約束してくれた。帰りがけに希の顔を覗いてみると、希は二人を殺人犯だと思ったらしく、暴れ出した。しかし、声を上げてはいなかった。声を失っていたのだ。その筋に詳しい草薙によれば、希は精神的なショックから来る一時的な失語症らしい。昨日何かを見たのは確かなようですが、何を見たのかという質問に対しては口を閉じてしまいます。無理もさせられないので、取り敢えず二人は他を当たることにした。しかし、涼崎は気付いていたようです。希は嘘を付いていて、遥も何かを隠しているのだと。

渋澤の口×5
渋澤の話では、昨日はマンションに誰も出入りしていなかったという。つまり、マンションの住人が犯人の可能性が高いということです。自室に戻った涼崎は、草薙に説明を始める。
涼崎の口×5→机(書類)→ソファー→明日香の口×4、アクアマリン×2→明日香の口
草薙は全ての疑問を問いかける。俺はそれを一つ一つ推理していった。遥が希の自殺の原因に何の心当たりもないことがおかしい。何かを知っているはずだ。希が警察にも病院にも行かずに自殺を選んだのは、事件が遥絡みだったからではないか。そして彼女達も意図的に事件に巻き込まれたのではないかと。そして、犯人がマンションの住人なら、できたばかりのマンションで唯一接点のある三浦が怪しいと。
そこへ明日香が入ってきた。明日香の調査によれば、佐藤さんと蛭田は同じ製薬会社の社員だったと。で、蛭田はその会社で起きた薬害事件にも絡んでいたようだ。そして、このマンションの使用されていないA、B棟はその製薬会社の社員寮になる予定なのだとか。彼らはモニターとして安く入居していたという話だ。三浦の他にもう1人瀬尾直美がいて、明日香の同級生と同姓同名なんだとか。ということで早速行ってみることになった。

杜松の口×5
しかし、これといった情報は得られなかった。続いては三浦の部屋(30D)へ。殺された蛭田の部下です。
三浦の口×9→写真×2→三浦の口
事件当日に、蛭田はとっておきのお楽しみがあると言っていたこと、蛭田とは、昔ある事件があってから頭が上がらなくなったということ、蛭田が無類の写真好きで、盗撮などを行っていたこと、占いに傾倒していて数字にこだわりを持っていたこと(偶数を嫌っていたとか)。などを聞き出した。肝心の昔の事件については、会社に不利益になると教えてもらえなかった。

直美の口×5
被害者と同じ会社の人間だが、入ったばかりで面識はないという。しかし、最近気絶したように寝ていることが多いと気になることも口にした。続いて咲水遥の部屋(50C)へ。
遥の口×4
遥に何か隠していることを指摘し、協力を申し出た涼崎。そして、自室へと戻った。
(つづく)
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