ロードス島戦記 英雄戦争 あらすじ
ロードス島戦記 英雄戦争(元記事)
メガCDの「ロードス島戦記 英雄戦争」をストーリーを追いつつプレイ。OVA版の映像がそのままキャプチャーされて使われているみたいなので、話の内容もOVA版と同じかもしれませんが、原作は見たことないので分かりませんです。

ゴブリンに追われて森の中を逃げ惑う人間の女性。悲鳴を聞きつけた主人公のパーンが助けに入る。軽くゴブリン達を撃退した。

「大した英雄振りですね。お見事でした。」
そう声をかけられて振り向くと、そこには昔からの親友である至高神ファリスの司祭エトがいた。

ロードス島北東部にあるザクソンの村にある自宅で、修行から帰ってきて四年振りに再会したエトの治療を受けているところに村人達が殴りこんできた。彼らは、脅かせば逃げるのにパーンがゴブリンを殺したので、後で仕返しされるのではないかと恐れていた。ここは村長がどうにかとりなしてくれた。パーンが助けたのは村長の娘リアラでした。

村長に言われて魔術師スレインに相談に行くと、南の洞窟を調べろと言われたのでエトと二人で行ってみる。そこにいたゴブリンを倒したものの、あまりにも数が少なかった。洞窟を出るとエルフの少女が現れて
「連中なら村よ」
と忠告して消えた。

村はゴブリン達に襲われていたが、途中で旧友であるドワーフのギムと一緒に戻ってきたスレインの協力もあって、ゴブリンロードを倒すことができた。スレインによれば、ゴブリン達はゴブリンロード以外の何者かに指揮されていたとのこと。最近暗黒の島マーモの軍団が妖魔を引き連れて本土に攻め込んだという噂があり、それと今回の事件は関係があると推察していた。と、そこにマントを羽織った怪しい男が入ってきた。どうにか撃退はしたが、男は毒を飲んで自殺してしまった。村は怪我人が多く、村にいる司祭だけでは対処ができないため、ターバにいるマーファの大司祭ニースに助けを求めることになった。パーンとエトはターバへと急行した。

ターバに到着したパーン達がマーファ神殿に行ってみると、大司祭ニースは留守だった。最初はどこに行ったのか教えてもらえなかったが、ギムの手紙を渡したら、ブラムドの洞窟にいることを教えてくれた。早速洞窟へ行ってニースに事の次第を話したら、一緒にザクソンに来てくれることを招致してくれました。ニースの癒しの呪文で村人達は救われた。しかし、パーンは思い詰めた顔をしていた。今ロードスは何かが狂いだしており、その原因を探るために旅に出ようとしていたのだ。それを聞いたエトも付いていくことに決めた。そして、見習い二人では心配だと言って、二人の師でもあるスレインも同行してくれることになった。まずは、ギムの待っているアランへ向けて旅立つこととなった。

アランへと続く森の中でバンパイアバットに襲われた。その戦いの最中で、ゴブリンが村を襲っていることを知らせてくれたエルフの少女が戦闘に加わった。バンパイアバットを倒した後、エルフの少女が正式に仲間に加わった。彼女の名前はディートリット。「帰らずの森」出身のハイ・エルフである。ちょっと小悪魔的な彼女に、まんざらでもない様子のパーン君でした。

アランの酒場でギムと合流した。アゴに傷のある男に金をすられたそうだ。ギムの案内で見世物小屋へ行くことになったが、エトとスレインは他に用があったので別行動となった。しかし、見世物の怪物が下水道に逃げ込んでしまったらしく、見世物小屋は休業していた。捕まえてくれたら報酬をはずむというので、三人で捕まえに行くことに。

ギムから金をすったウッド・チャックという盗賊が酒場にいたので、そいつに案内させて下水道に入った。怪物のキャサリンの捕獲に成功し、見世物小屋の主人から報酬を貰ったパーン達は、エトとスレインに合流。スレインによると、この町にある賢者の学院が廃墟になっていたという。卒業生や学生が次々に暗殺されたため閉鎖されたらしい。調べに行ってみると、バグナードという怪しい男がいた。バグナードの手下を倒したものの、バグナードは目的の物は既に手に入れたといって立ち去っていた。バグナードは、数年前に学院を追放されていた男。目的の物とは、絶大な力を秘めた古代王国の魔導書らしい。

盗賊ギルドでは、狩場でカドモス王が襲われるという情報を得た。助けると報酬が出るというので、オラの狩場へ出発。アサシンどもから無事カドモス王を救出した。更に、王から新たな仕事の依頼を受ける。隣国ヴァリスからの使者を国境まで迎えに行ってほしいとのことだった。国境に到着するとすでに、ヴァリスのフィアンナ姫が乗っている馬車がカーラという魔女に襲われていた。姫の救出を試みるも、カーラによって姫は連れ去られてしまった。ギムはあの魔女がレイリアという女性に似ていると言っていた。
報告を受けたカドモス王は大変な怒りようで、パーン達に責任を持って姫を連れ戻して来いと命令を下したのでした。誘拐された姫がリスカンテ男爵の屋敷に監禁されているという情報を得たパーン達は、リスカンテ男爵邸のあるノービスへと向かった。そして、リスカンテ男爵の屋敷に潜入。まずは出迎えたウッドゴーレムを倒して奥へと進んだ。囚われていたフィアンナ姫を救出し、無事アランの城へと送り届けたパーン達は、更にフィアンナ姫をロイドへ護送する役目を仰せつかったのであった。

その途中にある帰らずの森でリスカンテが立ち塞がったが、これを撃退。この森の出身であるディートリットが呪文を唱えると道は開かれた。どういうことなのか調べてみたら、どうやらこの森はハイエルフ以外は本来立ち入れない場所みたいです。複雑に入り組んだ迷宮のような森を抜けると、アダンという街に出たが、そこではマーモの偵察兵が待ち受けていた。どうやらヴァリス指折りの国境警備隊が守っていたアダンもマーモ軍に占拠されてしまったようだ。偵察兵を倒してアダンへ乗り込んだが、やはりマーモ軍がすでに街を占拠した後だった。
「今日は見逃してやるから立ち去れ」
指揮官らしき女にそう言われて立ち向かおうとするパーンだったが、今は勝ち目がないとスレインに言われ、やむなく撤退するのだった。

ロイドに辿り着いた一行は、ヴァリス王ファーンと謁見し報酬を受け取った。ファーン王はパーンのことをいたく気に入ったようです。その後ファーン王に呼び出されたパーンは、重臣達の会議で灰色の魔女カーラについて話すことになった。カーラの素性について何か知っているかもしれない大賢者ウォートに話を聞きに行くことになったが、その役目をパーン達が受け持つことになった。

ロイドを出発してドワーフのトンネルに入ると、ガーゴイルの集団に襲われたがこれを撃退。奥へと進んでようやくウォートの塔を見つけた。しかし、中に入ってみると、そこにはウォートと一緒にカーラもいた。いきり立つパーンだったが、カーラは余裕綽々と消えてしまった。ウォートはカーラとは魔神戦争以来の古い馴染みでもあり、あくまでも中立な立場のようだが、ファーン王にカーラに気を付けろと忠告するよう助言するのだった。パーン達は、急ぎロイドへと帰還した。

ファーン王に、カーラが古代カストゥール王国の魔女カーラだったことを報告した。王から共に戦ってくれるよう要請されたパーンは、それに従うことにした。しかし、スレイン、ウッド、ギムの3人はその戦争への不参加を表明し、それぞれ別の道を歩む事となった。そして、遂にマーモとヴァリスが激突した。後に言う「英雄戦争」の勃発である。

パーン達は、マーモの補給ルートを断つべく、敵の輸送部隊を急襲。作戦は成功した。その後本体と合流すべく山岳地帯を急いだが、敵の偵察部隊の攻撃を受ける。偵察部隊を突破したものの時間がかかってしまったため、アダン南部にある関所を強行突破。その後、敵の潜行部隊も突破してようやく本体と合流したパーン達だったが、ヴァリス軍は苦戦を強いられていた。事態を打開すべく、ファーン王はマーモの皇帝ベルドに一騎討ちに挑むこととなった。両者一歩も引かぬ戦い。それを遠くから見ているカーラ。その最中、ウォートがパーンに呼びかけた。カーラを倒さなければ、ロードス島に安らぎは決して訪れない事を。そして、カーラの本体が額のサークレットにあるという事を。決着は付いた。ベルドが振り下ろした最後の一撃でファーン王は討たれてしまったのだ。

意気揚々と引き上げるベルドだったが、その時空から槍が飛んできてベルドの体を貫き、そしてそこへ雷が落ちた。壮絶な最期でした。これもカーラの仕業のようです。大将を失った両軍は、一旦それぞれの拠点へと引き上げた。

一方、その頃ギム達は酒場で今後の事を相談していた。ギムはカーラを探すという。どうやら、カーラが現在乗っ取っている体は、最高司祭ニースの娘レイリアだかららしい。ギムとレイリアの関係がゲームではイマイチ分かりませんが、ちょっと調べたところでは、レイリアがカーラに攫われた責任を感じてるって感じか?親子とかではない。手掛かりを探していたら、フィアンナ姫を誘拐した連中の素性が分かった。手掛かりの三人、ライザ、シャド、ダビドの行方を追っていたギム達は、三人目のダビドを倒し、遂にカーラの居場所が静寂の湖ルノアナに浮かぶ小島であることを突き止めた。

パーン達とギム達はロイド城で合流し、共にルノアナ湖へと向かった。逸る気持ちを抑えきれなくなったギムが途中で離脱。先にカーラの元へ辿り着いたギムだったが、相手がレイリアの体では手出しもできず、一撃で倒されてしまった。そこへパーン達も到着する。これまでの所業は全てロードスを愛しているから故と語るカーンといよいよ最終決着。

勝負はあっけなく付いた。ギムの元へ駆け寄るカーラ、ではなくレイリア。どうやら元に戻れたようです。しかし、ギムは死んでしまった……

みんながいなくなった後、ウッド・チャックが水中に落ちているサークレットをこっそり持ち出すシーンがあって波乱を予感させますが、その後はギムの墓標で祈りを捧げてエンディング。

というわけで、唐突に終わってしまいました。どうやらOVAは全部で13巻あるようだが、このゲームは8巻までの話のようです。続きも気になるので、原作もいつかは見てみたいなと。
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