DX人生ゲーム
発売日: 1995年12月15日/1997年4月25日(サタコレ)
開発: タカラ
販売: タカラ
機種: セガサターン
ジャンル: テーブル
価格: 5800円/2800円(サタコレ)
製品番号: T-10302G/T-10308G(サタコレ)
定番ボードゲーム「人生ゲーム」をテレビゲーム化した作品。

「人生ゲーム」については説明は不要でしょう。「人生ゲームはボードを囲んでやるから面白い」的な意見も散見しますが、テレビゲームならではの長所というのも多い。1人でもCPU相手にプレイできるし、マップは際限なく広くすることができる。イベントなどはビジュアル的な演出ができるし、パラメータの上下など手動では難しい細かい数値の変動も可能だ。ただ、それを面白さに繋げられていないだけ。

イベント系のマスに止まるとイベントが発生。「よろこびマス」はポジティブなイベントが、「かなしみマス」ではネガティブなイベントが起きやすい。はたらいてマスでは、職業に応じたイベントが起きるが、その職業に必要な能力が上下しやすくなる。ハートマスでは、恋愛イベントや家族イベントなどが起きます。

カードマスでは、カードがもらえます。カードは26種類。使い方は大体分かると思いますが、注意が必要なのが「007カード」。これは所持金が7万円になるので意味がないように思えますが、このカードは借金している時に使って、借金をチャラにするためのカードです。

ゲームしマスでは、スロットゲームが発生する。これは誰が止まっても全員参加になります。お金やパラメータをあげたり、もらったりすることになる。その他、不動産、証券、ペットが買える「買えマス」、全員参加のミニゲームが発生する「タイムトンネルマス」、ライバルからお金を奪ったり、15マス戻したりできる「仕返しマス」、世紀末ルーレット(桃鉄のキングボンビーみたいなの)が発生する「世紀マス」、就職・転職ができる「就職しマス」、地下マップに落ちる「落ちマス」、地下マップから地上に脱出できる「戻れマス」、給料がもらえる「給料マス」、通過順ごとにお金がもらえる「チェッカーマス」、ゴール直前にあって、アイテムの売却や大入り袋の購入ができる「賭けマス」があります。「世紀マス」はかなり理不尽です。

ゲームは高校生からスタート。高校卒業後に進学か就職かの選択があり、進学を選ぶと大学受験に挑戦。失敗すると浪人してしまう。大学を卒業したら就職です。選べる就職はパラメータによる。それぞれの職業には4段階のランクがあり(サッカー選手ならサテライト→レギュラー→日本代表→ワールドクラス)、ステップアップできるかどうかもパラメータの伸び次第。ちょっとした育成SLG的な側面もあるのです。

恋愛SLGの側面もある。結婚するには、出会い→デート→プロポーズの段階を踏むのだが、最初にデートに誘うが、成功するか否かは多分パラメータ次第かなと。候補は12人いるのだが、相手によって難易度が変わる。しかし、難易度の高い相手の方が、結婚した時に多額の貯金を我がものにできたりとプラス要素がでかい。デートでは、プレゼントと場所を選択。ここでの成否の鍵は相手の好みと思われる。最後の結婚は、ステータスや職業で判断される。

1着でゴール。この後は、最後のプレイヤーがゴールするまで、悠々自適の年金生活となる。早くゴールしたほうが、当然もらえる年金の額はでかい。

ブッチギリで優勝しました。まあ、途中でセーブできるので、気に入らない結果になったらやり直しすればいいだけなんだがな。
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