サクラ大戦 ヘタレ隊長日誌 第五~六話

サクラ大戦 ヘタレ隊長日誌 第五~六話


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第五話「花と咲かせよ!乙女の意地で!」

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今日は「西遊記」の公演があったのだが、舞台上ですみれくんとカンナが大喧嘩。楽屋でもにらみ合う2人にそれぞれ話しを聞いても埒が明かない。どうにかしてくれとさくらくんに言われて、「いいかげんにやめろよ!」と怒鳴りつけたが、引っ込んでろと逆ギレされた。そこへマリアがやって来て、米田長官が呼んでいるという事で、みんなで作戦室へと向かった。

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その前にカンナとすみれくんの二人と話をしようと思い、まずは、カンナの部屋に行ってみた。しかし、何か用かと言われてモジモジしていたら追い出されてしまった。すみれくんの部屋へ行ってはみたが、やはり同じような状況に。ひとまずは二人の事は置いておいて、作戦室へと向かった。

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米田長官によれば、深川にある廃屋が黒之巣会と関係があるという事だった。そこで、花組で廃屋の調査に行く事に。偵察任務に指名されたのは、よりにもよって俺とすみれくんとカンナだった。早速二人でいがみ合っています。思わず、あやめさんに不安を漏らしたら、「しっかりしなさい!隊長さん。」と指でおでこをツンされるのであった。た、たまらんです。

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出発前に作戦室に寄ると、さくらくんとマリアが作戦を練っていた。どうやらアイリスを加えた時の戦術について話し合っているようだ。マリアが「三十六計逃げるにしかず」と言うので、「武田信玄の兵法だね。」と知ったかするが大外れ。さくらくんがアイリスの回復攻撃について語っていたが、アイリスは俺が守る的な事を発言したら、嫉妬されちゃいました。地下格納庫では紅蘭が光武を整備中だった。でも、早く二人のところへ行かないと怒られそうなので、無視して立ち去ろうとしてムっとされる。更には、おっぱいをガン見してムっとされる。話を聞くと、光武を攻撃型にするか防御型にするか相談されたので、全部防御型にしておいた。紅蘭は自分の機体は攻撃型にしたかったらしいが。最後に計算問題が出されたが、アワアワしてしまい回答できず。アイリスの部屋に行くと、眠れないのでお話聞かせてというので、ここは洋風に「シンデレラ」を話してやろうとしたら、そんな子供向けの話はやだと怒られてしまった。子供がイヤなら一人で寝てくれ。その後も適当にブラブラしていたら、すっかり待ち合わせの時間に遅れてしまう。当然、二人はお冠。

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深川の廃屋に到着した。中に入るといかにもな雰囲気。しかし、こんな時でも二人は相変わらずで、お互い別々の方向へ行ってしまった。とりあえず、すみれくんの方を追いかけた。すみれくんを捕まえて、すみれくんが悪いと注意したが、ちょっと理不尽だったかもしれない。

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一階の応接室へ行くとカンナと合流。どうやら、カンナが敵の姿を見つけたらしい。カンナに自分と一緒に探索しようと言われ、三人一緒に行動する事を提案したが、やはり二人の反りが合わず、カンナは一人で行ってしまった。仕方がないので、カンナを探しつつ、すみれくんと二人で任務を遂行する事にした。

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二階のロビーでカンナを発見。この先に敵がいるというので行ってみる。近寄ろうとすると天井からヘビがカンナの腕に落ちてきた。カンナが大声をあげたため、敵は逃げてしまった。さっさと敵を追いかけるすみれくんと、助けを求めるカンナ。俺は、任務が最優先とすみれくんの後を追ったが、すみれくんの姿はどこにもなかった。

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カンナの元に引き返すと、カンナはヘビに噛まれてしまったらしい。弱気になって、ヘビにまつわる幼き頃のトラウマ話を語り始めた。「おかしいだろ?」と言われたが、俺は何も言ってやれなかった。毒が回ったのか、更に弱気になったカンナは、もしもの場合はすみれくんを守ってくれるように俺に頼んできた。俺は「わかった」と言ってあげるだけで精一杯だった。

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二階の食堂で「しぐまドール」という薬を発見し、それをカンナの傷口に塗ってあげた。感謝するカンナに、「俺は隊長だしね。」と謙遜したが、どうやら「隊長」として助けた事がお気に召さなかったらしい。カンナにもそんな乙女チックな成分が含まれていたのか。ともかく、奥の扉が開いていたので、そこからすみれくんを追いかける。

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廊下にすみれくんがいた。この先に敵がいるというので、忍び寄る。しかし、今度はすみれくんの手にクモが落ちてきた。すみれくんの叫び声を聞いて敵は逃げた。追いかけるカンナ。助けを求めるすみれくん。やはり、ここは任務優先。

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カンナの姿は見つからず、すみれくんの元へと戻る。クモに噛まれ、苦痛に顔をゆがめるすみれが、例によって幼少時代のクモにまつわるトラウマ話を展開。「こっけいでしょ?」と言われたが、何も言ってあげられない。自分が死んだらカンナを頼むと言うすみれに「わかった。」と言ってあげるのが精一杯だった。

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一階の控え室で「Dr.ケッシー」なる薬を発見。さっそく傷口に塗ってあげる。感謝するすみれに「俺は隊長だしね。」と謙遜。やはり「隊長」として助けた事を残念がっていました。

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食堂へ行くとカンナと合流できた。この先に敵がいるが鍵が掛かっていて入れないという。二階の寝室で鍵を見つけた俺達は、中に入って敵に近寄った。すると、今度はヘビとクモがダブルで落ちてきました。俺は咄嗟に銃でヘビとクモを撃とうとした。しかし、二人が暴れ回っていて狙いが定まらない。結局敵はまたしても取り逃がすことになってしまったが、この騒動で二人とも仲直りできたようだ。雨降って地固まるってやつだな。そうとなれば地下へと逃げた敵を追うだけだ。

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ようやく敵を追い詰めた。ところが、ここで何かが光り、この廃屋に立ち込めていた霊力が消え去った。こいつがお札を貼っていたのはこのためだったのか。逃げる敵を追って外に出ると、そこには死天王の一人ミロクがいた。そっと様子を伺っていたが気付かれてしまう。俺は全てを天に祈る。祈りが通じたのか、タイミングよく翔鯨丸が到着した。

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戦闘中だというのに、相変わらず2人はいがみ合う。もう放っておく。ここは中団の火箭にだけ注意しておけば問題はない。最初からいる2体と途中出現する2体の紅蜂隊は、いずれ倒さないとクリアできないので、上段に上がる前に倒しておく。最上段に上がると紅蜂隊が新たに6対出現。全部倒してクリア。最後にミロクがさくらくんに光線を放って逃げていったが、さくらくんは特に問題はないようだ。

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戦いが終わってもケンカしている二人だが、ケンカするほど仲がいいというベタなまとめで。

第六話「帝都大崩壊!?」

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モギリの仕事も終わり、売店の椿ちゃんに声をかける。食事に誘ってみたが、先約があるようでまた今度ということに。その様子をさくらくんにバッチリ見られてしまいました。誘うのは失敗したと弁明しても後の祭り。

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食堂に行くと、カンナがいた。何だか慌てている様子なので、「何を急いでいるんだい?」と聞いてみると、迷子の子供がいるらしい。黙っていたら迷子探しを手伝う事になったが、大失敗でした。衣裳部屋ではマリアが、こっそりとさくらの衣装を体に当てている。マリアファンを急増させたという名シーンだ(笑)。「少し小さいな……」と突っ込んでおく。この事は内緒にしてくれと言われたが、「いいふらしちゃおっと」と、ここぞとばかりにおちょくってみたが、途端にいつものマリアに戻ってしまった……。楽屋には何やらご機嫌ナナメなすみれがいた。よく分からないので黙っておいた。

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地下の廊下でアイリスの悲鳴が聞こえた。声のした更衣室に駆け込む。そこにアイリスの姿はなく、どうやらシャワー室にいるらしい。俺は躊躇せずにシャワー室に駆け込んだ。アイリスに声をかけて無事を確認したものの、アイリスのパワーで大道具部屋まで飛ばされてしまいました。更衣室に戻ると、アイリスが「のぞきにきたんでしょ?」と怒っている。「ばれたか」とヘラヘラ笑って誤魔化したら、また飛ばされた。紅蘭の部屋に行くと、何やら作業中で待っててくれと言われたが、あまりにスローなLIPSにいてもたってもいられなくなってドアを開ける。突然俺が入ってきたために手元が狂い、「えんかいくん」という新型のロボットは爆発してしまった。ま、そっとしておいても爆発するんですが……。悪気は無かったと弁明したけど、紅蘭はカンカンでした。

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サロンに行くとみんな集まっていた。スルーしようとしたらマリアに怒られる。すみれに話しかけると、次の舞台ではヘビ女をやるという。はまり役だと褒めたつもりだったが……。カンナに話しかけるともうじき誕生日だという。いくつになるかと聞かれ、22歳と答えたら、2歳もオーバーしてしまった……。紅蘭がまだ怒っていたので、今度埋め合わせをするとご機嫌取り。これから舞台の打ち上げをやるというので、俺も参加する事にしたが、酒はNGだと釘を刺しておく。さくらくんは買い出しに行くようだが、椿ちゃんの事でまだ怒っていたので、黙って見守る。しかし、さくらくんの方から声をかけてきて、仲直りできました。

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まずは紅蘭の部屋へ。「別に用はない」と言ったらまた怒られた。厨房ではマリアが料理をしていた。「よかったら手伝おうか?」と言って手伝う。「ボルシチ」を作るというので、「ロシアのパンだね。」と知ったかして、また不正解。料理も結局失敗でした。地下倉庫ではカンナがクソ重そうなテーブルを運ぼうとしていた。辛そうなので、「がんばってね。」と他人事。そこにアイリスがやって来たので、カンナがアイリスに霊力でテレポートしてくれと頼んだら、簡単にテレポートさせてしまった。何て便利アイテム。廊下にアイリスがいて、覗きの事をまだ怒っていたので、アイリスが魅力的だったからと言ってみたが、アイリスには通じなかったようです。

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さくらくんがまだ帰ってきていなかったが打ち上げがスタートした。紅蘭が皿回しを披露。かなり本格的だったが、そういうのは宴会芸ではないと、俺は空気を読まずに冷静に批評した。中々帰ってこないさくらくんに対し、紅蘭がお化けの格好で驚かそうと提案。面白そうなので、黙って見守る事にした。

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そこへさくらくんが帰ってくる。いよいよその時というところで雷が鳴った。驚くさくらくんを助けに行く。「おへそ取られちゃう~」と怯えるさくらくんが心配だったが、ここで米田長官からの呼び出しがかかった。この場は他のメンバーに任せて、俺は作戦室へと向かった。

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長官によれば、どうやら黒之巣会の計画が分かったのだという。魔法陣を使って、帝都を壊滅させようと目論んでいるらしい。

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作戦室を出るとさくらくんがいた。更衣室でさくらくんが、雷が苦手なわけを打ち明けた。またしても幼き頃のトラウマ体験。

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と、そこに黒之巣会が劇場を攻撃してきた。それを雷だと勘違いして怯えるさくらくん。すると、瓦礫が落ちてきて入口が塞がれてしまった。俺は錯乱するさくらくんを力強く抱きしめる。

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何とかさくらくんを落ち着かせ、ここから脱出する方法を探る。さくらくんがマリアが練習に使っている拳銃を発見した。これで何とかなりそうだが、手が震えて狙いが定まらない。そんな俺の手をさくらくんが優しく握ってくれた。弾薬に弾が命中して爆発した。すると、さくらくんの体から謎の光が発せられ、爆風から二人は守られた。謎の光も気になったが、今は、先にミロクと戦っているみんなのところへ行くのが先決だった。

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さくらくんにさっきの事を内緒にしてほしいと言われたが、「話してもいいじゃないか。」とデリカシーのない事を言ってしまった。ここは2箇所あるスイッチを押してミロクの乗る孔雀と対決。まあ、アイリスの気合いを溜めて、耐久力の落ちた光武を回復させればよい。それまで無茶な突っ込みをしなければ簡単かと。2つ目のスイッチは壁抜けのできるアイリスで押すのがよい。

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どうにかミロクの撃退には成功したが、黒之巣会の計画を阻止する事はできなかった。崩壊していく帝都。

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そして、さくらくんが突然気を失って倒れてしまいました……

つづく
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