ライズ・オブ・ザ・ドラゴン 後編「清き一票」
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部屋に戻った俺はビデオテレフォンで最新のメッセージをチェックする。ディン・ワンという怪しい男からのメッセージが入っていた。そろそろ約束の時間なので、俺はアニスの部屋へと向かった。その後はレストランで夕食を楽しむ。アニスも今日はご機嫌だ。今夜は熱い夜になりそうだな。

翌日、昨晩の余韻も覚めやらぬままシティーホールのアニスのところへ行ってみると、例の分析結果が出たという。どうやら、ドラッグシールはかなりやばい麻薬だったようだ。レポートテープを受け取った俺は、ついでにディン・ワンという人物についても無理を言って調べてもらうことにしたが、何だか触れちゃいけないトンデモ人物だった。アニスの身に何も起こらなければよいが……

記録室を出た俺は市長室に向かった。パメラに止められるが、脅し気味に取り次いでもらった。市長に娘を殺したチャン・リンという人物の事を報告し、レポートテープを渡す。しかし、市長はこんなとんでもない事件を俺一人で何とかしろと言ってきた。ここは従うしかないか。警察署の立入禁止区間へ入るための許可証を受け取って市長室を後にした。早速警察署に入り、受付に許可証を見せて武器庫に入り、壁に掛けてあったライフルを拝借しておく。

警察署を出た俺は、ラーラの死亡現場であるプレジャードームへと向かった。中に入ろうとすると危険物チェックがあり、仕方なくライフルをチケットブースで預かってもらうことにした。まだ何か物欲しそうだったので、デブにチョコレートバーをあげたら、喜んでチケットをくれた。中に入りジェイクに事のあらましを報告した。特に情報はなさそうなので外へ出る。チケットブースにチケットを見せてライフルを返してもらった。

シティーホールの倉庫地区へと移動する。倉庫へ入り、配電盤に爆弾を仕掛けて倉庫を破壊した。

倉庫地区へ戻って脇道に入る。しゃがんで奥へと進むとヤン・リューホという老人がいた。何やらいろいろと事情を知っているようだ。俺は老人の話を聞く事にした。どう戦えばいいのか聞いて古文書を見せると、長々とワケのわからん説明を一通りした後、防弾チョッキ、本、命の石、おみくじクッキーをくれた。早速防弾チョッキを着込んでいた。この後は午前1時まで適当に街をぶらついて寝た。

翌日も適当にブラブラやっていると、午後5時過ぎにアニス誘拐事件が発生。ビデオテレフォンには、ディン・ワンからのメッセージが届いていた。それは、この一件から手を引けという脅しであった。俺はどうしたらいいか分からず、2日ほど当てもなくさまよい続けた。日付は8月4日になっていた。ちなみに、寝る時はちゃんと自分の部屋で寝ないと、重要なアイテムでも擦られてしまうから気を付けろよ。

2日間当てもなくふらついていた俺の元にジェイクからビデオテレフォンにメッセージが届いていた。何か大きなネタを掴んだらしく、とても怯えた表情で「今夜8時半に倉庫に来てくれ。」と言っていた。夜になるのを待って、倉庫街へ行ってみると、そこではジェイクが連中に捕まっていた。アクションゲームが始まった。

アクションゲームは正直しょぼくていい気分ではなかったが、最後の大男をちまちまと撃ち殺してクリアした。ジェイクは、アニスがDHAエンタープライズの本社に幽閉されていることを教えてくれた。そして、スネイクのIDカードを渡してくれた。意外とナイスガイかもしれない。

俺はディン・ワンのアジトへと向かい、警備員にスネイクのIDカードを見せて、DHAエンタープライズの中へと入った。その頃アニスは、何だかエロい事になってます。

受付には女性がいてすんなりとは中に入れそうもない。おれはジョイ・スプレーを手に持ってその女性に吹きかけた。媚薬効果でもあるのだろうか、その女性は色っぽい声でよがっているw。その隙にオレはセキュリティールームへと侵入した。セキュリティールームにあるコンソールのロックスイッチを全てオフにし、スネイクのIDカードを挿入。光に合わせてボタンを押していく。これでセキュリティーシステムは解除できた。先へと急ぐ。

まずは手前の部屋の洗面台の上にあったドライバーを入手。ブレーカーの蓋を開け、ブレーカーをオフにし、下の蓋を開けてドライバーで中をこじ開けて、ワイヤーを入手した。隣の部屋に入ると、そこには怪しげな装置に繋がれているアニスがいた。アニスに一体何をしようとしてたのでしょうか?俺はワイヤーでアニスを固定すると、アニスの首に繋がれていた3本のチューブを引き抜いた。アニスと再会の口づけをする。と、そこでサイレンがけたたましく鳴り響いた。こんなタイミングでサイレンを鳴らすとは、随分と野暮な連中だ。

オレたちは逃げた。しかし、逃げ込んだ先の部屋は奴らの集会場だった。ディン・ワンが怪物に変身し、再びアクションゲームがはじまった。最後のトカゲ野郎は意外としょぼかった。

戦いは終わった。現場にはあの市長も駆けつけていた。オレは市長を見るやおもむろに殴りつけ、「貴様には似合いの清き一票さ。」と、我ながら惚れ惚れする捨て台詞を吐いて立ち去った。俺達は、俺達が救ったという1400万のドブネズミどもが住むロサンゼルスへと帰っていった……
(おしまい)
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