ソニックシャッフル
海外タイトル: Sonic Shuffle
発売日: 2000年12月21日
開発: ハドソン/ソニックチーム
販売: セガ
機種: ドリームキャスト
ジャンル: ボードゲーム
価格: 5800円
製品番号: HDR-0125
ソニックキャラを使った双六系のボードゲーム。この手のゲームの最高峰ともいえる「桃鉄」シリーズのハドソンが開発ということだが、イマイチそのノウハウを活かしているとは思えない出来。サイコロではなくカードで進行を決めるというのは、戦略性もあって結構いいと思ったが、イベントやミニゲームのたびに長いロードが繰り返され、テンポが非常に悪い。

キャラクターはショートカットができないソニック以外なら何を選んでもそれほど大差はない感じ。ハンマー移動が可能で、スペシャルカードで5固定というのがよさげだったのでエミーを選択しました。ただ、慣れてくるとルーレットで確実に目押しができるので意味なかったかもw。隠しキャラが4人いるけど、これもショートカットができないのであまり使えないかと。CPUのレベルは当然イージーです。ま、このゲームはターンの先頭で自動セーブされるので、気に入らなかったらリセットしちまえば、簡単なんですけどね。

移動はカードの数字で決定する。別に自分のカードを選ばなくてもよいが、他のキャラのカードは伏せてあるので何が出るかは分かりません。Sというのはスペシャルカードで、キャラ毎にその効果は異なります。中には1つだけエッグマンカードもあって、それを選んでしまうと様々なマイナス効果(稀にプラス効果もある)がふりかかります。バトルで選ぶと即負けとなる。通常の数字は全て4枚ずつ、スペシャルカードは3枚、エッグマンカードは1枚と決まっているので、カードが少なくなってくればある程度の予測は可能。

マスは基本的なのが青いプラスリングマス、赤いマイナスリングマス、ビックリマークのイベントマス、トゲトゲのバトルマス。その他にフォースジュエルが買えるジュエルショップマス、クエストが発生するクエストマス、マスの種類がわからない?マス、対角線に大きくジャンプできるジャンプマス、ランダムにどこかへ移動するイルカマス、などがある。で、プレシャスストーンがあるマスに止まってバトルで勝利するとプレシャスストーンを獲得できます。

バトルマスに止まるとバトルとなる。基本的に目押しは簡単にできるので、相手と同じ数字を選べばよい。目押しは、狙った数字の1つ下の数字が出たところで押せば狙った数字で止まるはず。バトルに勝てばフォースジュエルがゲットでき、相手と同じ数字を出して倒すとクリティカルとなって、フォースジュエルが2つもらえます。フォースジュエルは、通常の双六ゲームのカードにあたるものだが、リスクが大きいものも多くてあまり使えない。スピラルド系は非常に有効ですが。ま、これもリセットを使えば問題ないですけど。

イベントマスに止まると、イベントが起きたりミニゲームが発生したりする。ミニゲームは全部で49種類ある。ちょっと不親切なのが、ミニゲームの説明で操作説明がされないこと。方向キーとAボタンしか使わないのが多いですけど、例えば1人がでかくなって、そいつを銃で撃つゲームなんて、Aボタンで溜めないと銃が撃てないから、最初は全く意味不明だった。

プレシャストーンマスに止まるとバトルとなり、敵を倒せばプレシャストーンが獲得できる。ここのバトルはダメージが引き継がれるので、他のキャラに先に攻撃させておいて、弱ったところを狙うというのもありだが、きっちり倒してしまうことが多いです。というか、CPUはまるでカードを透視しているんじゃないかと思うほど引きが強いです。スペシャルカードなんていつも真っ先に引いていきますし・・・

全てのプレシャストーンを獲得すると最後にミニゲームとなる。このミニゲームが終わると最終順位が確定します。順位はエンブレムの数で決まり、プレシャストーン1つにつきエンブレム1つがもらえ、その他に最もリングを獲得したキャラ、最後のミニゲームで1位のキャラ、クエストをクリアしたキャラにそれぞれ1つずつ与えられます。エンブレムが同数の場合はリングの数の多い方の勝ち。これで1位になれば次のステージに進むこととなる。

ゲーム中で稼いだコインは、ソニックルームのギャラリー購入で使えます。このギャラリーは隠しキャラ出現と関係がある。これをコンプリートするのはかなりの気合いが必要です。

で、こいつがラスボスです。ヴォイドのなれの果てってことでしょうかね。光ったボタンを踏んでいけばよい。てか、最後の面は順位とか関係ないのか?

というわけでエンディングです。このお方は、ルミナとヴォイドが合体してできました。
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