ファンタジーゾーン
海外タイトル: Fantasy Zone
発売日: 1986年6月15日
開発: セガ
販売: セガ
機種: ゴールドカートリッジ
ジャンル: シューティング
価格: 5000円
製品番号: G-1301
タイトル: SEGA AGES/ファンタジーゾーン
発売日: 1997年2月21日
開発: セガ/るつぼゲームズ
販売: セガ
機種: セガサターン
ジャンル: シューティング
価格: 3800円
製品番号: GS-9136
同名アーケードゲームの移植版。パワーアップを買い物でするという斬新なアイデアも目を引くが、何よりそのパステルカラーの色彩が鮮やかで、嫌でも目に付く作品。当時まだセガに興味がなかった私だが、このゲームは特に印象的で、私の中ではマーク3といえばファンタジーゾーンだった。

今回は、やはりアーケード版を完全移植したセガサターン版をプレイ。サターン版では、様々な隠しオプションがある。これを出すには以下のような条件がある。
AUTO RAPID・・・連射設定(秒速30発まで可)。ゲーム中にショットボタン(レーザーは不可)を押し続ける。
CONTINUE・・・コンティニューのオンオフ。同じ面で3回連続ゲームオーバーになる。
INFLATION・・・通常一度購入したアイテムは価格が上がってしまうが、これを上がらなくできる。資金的に買えないアイテムを3回選択する。
SHOT POWER・・・特殊武器使用の制限時間のオンオフ。同じ面で特殊武器を3回購入する。
この4つは出しておくと楽。コンティニューはゲームのクリア自体にはなくても問題ないんですが、最後のSHOT POWERの条件を簡単に満たすためにも出しておいた方がよい。SHOPは多分、通常は同じ面に2回しか出てこないっぽいが、コンティニューすればまた出現しますので。

このゲーム最大の特徴であるアイテムショップ。スピードアップ系(ビッグ・ウイング、ジェット・エンジン、ターボ・エンジン、ロケット・エンジン)、ショット系(レーザー・ビーム、ワイド・ビーム、7ウェイ・ショット)、ボム系(ツイン・ボム、ファイヤー・ボム、スマートボム、ヘビー・ボム)、エクストラ・シップがある。スピードアップはジェットエンジンで十分。それ以上だと速過ぎて操作が難しくなります。ショットは、基本は7ウェイ。7ウェイオンリーでもいけるが、対ボス戦でレーザーが有効な時もある。ボムはツイン・ボムでよい。但し、ラスボスはヘビーボムがないときついです。

雑魚戦は、7ウェイがあれば楽勝。そのステージの全ての基地を破壊すればボスが登場します。コインはイチイチ拾わなくても大丈夫かと。

ここからは各ボス戦の解説。1面のボスはスタンバロン。丸太でしょうか。口から葉っぱを飛ばして攻撃してきます。葉っぱを上下に避けながら口を攻撃です。問題ない敵ではあるが、ワイド・ビームだけは、全く攻撃を受け付けないのでショップで買わないように。それから、本体に近付きすぎると、葉っぱがUターンしてきます。

2面のボスはボランダ。本体の周りの緑色のコア全てを破壊すると倒せます。弾を上から撒き散らしてくるので、慣れるまでは結構厄介です。できれば7ウェイを装備し、下の方に位置したいところ。下にいるほど弾避けが楽になりますので。マーク3版はコアが3つだけ。

3面のボスはコバビーチ。前面にある多数の砲台からレーザーを撃ってくる。上から攻撃してれば楽勝。7ウェイなら尚よし。(マーク3版は7ウェイでは下の砲台に当たらない)ヘビーボム一発でも倒せる。こいつをもじったペンネームの古葉美一(こばびいち)って漫画家がいたことでも有名。ちなみに今は氏賀Y太(うじがわいた)という名前のエロ漫画家らしい。

4面のボスはクラブンガー。2本の触手から弾を撃って攻撃してくる。触手の全ての関節を赤くすれば倒せます。スマートボム3発でも倒せる。若干弾が見辛く、気を抜くとやられるが、弾避け自体は難しくはない。

マーク3版ではハード性能の関係で再現できず、クラブンガーはウルトラスーパービックマキシムグレートストロングトットという魚のボスに差し替えられた。その名前のインパクトから、オリジナルよりも有名である。

5面のボスはポッポーズ。個人的には最大の難所。小さな雪だるまから4段階で大きくなって、最後の本体に行き着くが、手前からきっちりと全滅させないと、その後ろの雪だるまには攻撃が当たりません。弾幕の多さもボス中最強で、ある程度弾を誘導したりするテクニックも必要。おまけに背景と同化して見辛い。まともに戦うならワイド・ビームあたりが有効ですが、2列目の中央2体だけ残して後は攻撃せずに、周囲を回りながら逃げ回るという手もある。弾切れになると本体が体当たりしてきますが、この状態になれば楽に倒せます。

6面のボスはウインクロン。中央の目玉を中心に渦巻きを回転させてくる。中央の目玉が弱点。7ウェイなら楽勝だが、ノーマル状態だと、かなり積極的に当てにいかないと回転が速くなって逃げられなくなります。

ウインクロンもマーク3版では、dz・デノ・ローマという亀のボスに差し替えられてます。「ドジでノロマな亀」ってことです。何のことだか今の若者にはわかるまい・・・

7面のボスはIDA2(アイダ・ツー)。30のパーツに分裂しては元に戻るの繰り返し。だんだんとそのスピードが早くなっていき、元に戻ったときに本体に取り込まれる(?)とやられてしまいます。基本的に、分裂した時に本体をすり抜けて反対側へ移動し、元に戻った状態の時に攻撃。というのの繰り返しで倒せます。但し、すり抜けのタイミングが早すぎると、逃げ場のない画面端に追い詰められるので、特にスピードの遅い序盤は注意。

8面はボスオンパレードの後にラスボス登場です。正体はオパオパ(自機の名前)の父です。体内に寄生した(?)6匹の虫みたいなのを倒せばクリアです。4匹目までは問題ないかと思う。4匹目の虫(ジグザグに移動してくる)にある程度のダメージを与えたら、中央左へ移動して止めを刺す。そうすれば、5匹目も出てきたところから攻撃できます。真っ直ぐ突っ込んでくるので、直前で右下へ移動。今度は左からオパオパのいる軸を真っ直ぐ突っ込んでくるの攻撃。レーザーならここで倒せるかと。ダメなら左上に移動して同様に攻撃って感じ。5匹目を倒したら間髪入れずに画面左上に移動。最後の6匹目が高速で突っ込んでくるので、ヘビーボムで倒してください。近付いてきてから落としても間に合わないので、左上に着いたらすぐに落とす感じです。

というわけでエンディングです。
セガサターン版
セガマークIII版
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