メガシュヴァルツシルト

メガシュヴァルツシルト

メガシュヴァルツシルト発売日: 1993年6月25日
開発: 工画堂スタジオ
販売: セガ
機種: メガCD
ジャンル: 戦略シミュレーション
価格: 7800円
製品番号: G-6020

全6エピソード。工画堂スタジオのPCゲーム「シュヴァルツシルト」シリーズのメガCD版。シナリオタイプのシミュレーションゲームの先駆けともなった作品で、数々の続編が出された人気シリーズである。大銀河シュヴァルツシルトの辺境にあるソマリ星系で巻き起こる戦乱を描いている。基本的にPCエンジンで発売された「スーパーシュヴァルツシルト」(その元になったのはPC版の「シュヴァルツシルトII」)の移植版であるが、リアルタイム制の戦闘シーンが導入されるなどシステムはかなり変更されている。エピソード5までは簡単だが、エピソード6は普通にやると相当難しいと思う(私はクリアできなかった・・・)。PCエンジン版の「スーパーシュヴァルツヴァルト」の攻略だが、こちら(月曜日の訪人様)なども参考にするとよい。ゲームのシステムは全然違うがシナリオなどは同じですので。攻略法も当然変わります。



基本コマンドコマンド解説
研究・・・シナリオ序盤はこれに優先的に投資すべし。1ターンで開発期間が2期分短縮できる。
小惑星探査・・・探査に成功すると資金力がアップする。1つのエピソードで1回成功したら後は意味がないので投資する必要はない。
修理・・・ダメージを負った艦はこれで修理する。撃沈されても2ターンで元通りです。パーツを持っていると宇宙空間での修理も可能。
改装/購入・・・新型艦を建造したらこのコマンドでパワーアップを図る。この時フルにパワーアップさせるとパーツを持てなくなる場合に、パーツを持ちたい場合はボムを削るといいだろう。
造船・・・新型艦の開発に成功したら、順次このコマンドで新型艦を建造していきます。
防衛力強化/防衛衛星配備・・・惑星の防御力をあげますが、あまり使いどころはない。

艦隊戦エピソード5までは、指示を出す必要もないです。撤退もCPUの判断で撤退するまで待っていても問題ない。じっくりと構えていると、相手のパワーが元に戻ってしまうので、できるだけ相手のパワーが戻りきらないうちに戦えるような布陣を取っておきたい。

惑星戦ここも指示を出さなくても問題はないが、特に序盤はボムが貧弱で惑星攻略には手間取りがちなので、指示を出しておいた方がよいと思う。最初から、Gフォーメーションに切り替えて爆撃という攻撃パターンでよい。序盤はできるならば、単発ではなく、波状攻撃ができる体勢で攻撃を仕掛けよう。中盤以降は、単発でも余裕で惑星は攻略できるようになります。

叛乱の皇国-EPISODE I- 叛乱の皇国
ここはいわば練習ステージ。左側の惑星ナッソスを攻略すればいいだけ。最初のターンで、真ん中の惑星ボニオスが攻撃を受けますが、防御力をあげておけば陥落することはない。その後はボニオスに引き篭もりつつ、新型艦の開発を待ち、新型艦を配備したらナッソス攻略という手順が無難かと。メガCD版で即効クリアは難しいと思う。

奪回-EPISODE II- 奪回
ここからトリスティアの最高主席ティアラの艦隊が加わる。ティアラの艦隊は当初2隻しかいないが、艦を増やすのは新型艦の開発が成功してからの方が効率よい。ロッサリアからの同盟のお誘いを受諾しておけば、序盤は戦う必要がないですから。ロッサリアから戦力の削減とボニオスとナッソスの割譲を要求されたら拒否して戦闘に入ります。その頃には新型艦の開発も既に終わっていると思うので、後はガンガン攻めていけばよい。ロッサリアの主星アウーラを攻略すればクリアとなる。

野火の如く-EPISODE III- 野火の如く
手近な惑星キュエフを占領するとグレイブリーから停戦を申し込まれます。ちょっと条件は悪いが、ここは受諾しておいてくさい。拒否るとこの後辛い戦いになってしまいます。その後ラターニャがゲルーマンに宣戦布告するので、ここでラターニャと同盟を結びましょう。敵の艦隊も分断されるので戦闘がかなり楽になります。とりあえずルブルクまで制圧したら、ロッサリアの艦隊はフギンに集中するので、それらを相手にしつつ、1つの艦隊を空き巣状態のムニンから主星モスコウと向かわせればロッサリアはあっさり攻略できる。するとゲルーマンの艦隊がゲルーマンの主星サクソンに戻ってきます。結構強いので中々攻略できないですが、ラターニャの艦隊と共同で攻めれば簡単に陥落できます。ラターニャが到着するまでは適当にあしらっておきましょう。

ソマリ大戦-EPISODE IV- ソマリ大戦
ここではグレイブリーと忠義に厚い傭兵国家モーゴルハンが相手。最初はルートが2つあるが、下のルートを通って、インブラ、ヤガタイ、ラガンサと落としていく。その後十字星団のオゴタイとイルハンを落としてしまえば、前線基地を失ったモーゴルハンの艦隊は大人しくなって一気に楽になります。この辺は惑星を取って取られてという連続になりますが、惑星の防御力を上げる必要はないです。というか無駄です。ハマダンまで落とせば、後は一気にグレイブリーの主星コラッサまで制圧できるでしょう。残るモーゴルハンは、ラターニアと共同で攻めれば楽勝です。このマップからは敵艦隊にキャラを伴った主力艦隊が登場するのだが、これが鬼のように強いので要注意。

エスパニアン-EPISODE V- エスパニアン
ここは序盤でラターニア軍がいなくなります。手始めにバルロナを陥落すると、エスパニアン軍はナヴァルに集中するので、適当に相手をしながらがら空きのドルデンを攻略しましょう。ここからは惑星の防御衛星の攻撃が強くなるので、1回の攻撃では中々落とせなくなります。ここからはフォーメーションBで防御衛星を全滅させてから、フォーメーションGで爆撃した方がよい。この後敵軍はバホルカとナヴァルに分散して膠着状態になりますが、その内ラターニアが戻ると一気に流れはこちらに。すぐに南下して、バホルカ、トゥーラ、チョルラと落としていきます。その間にワルキュリア軍も合流してくれます。注意したいのは、この辺で手間取っていると、ラターニアがかなり強いので先を越されます。そうなると写真のように前を塞がれて進めなくなってしまいます。ラターニアとワルキュリアに任せていても敵の主星は全然攻略してくれませんので。そうなった場合でも隙を突いてクリアできますが、かなり時間がかかってしまいます。

帝国の背信-EPISODE VI- 帝国の背信
ここをノーリセットでクリアする方法を私は知りません。そんなことできるのでしょうか?序盤はトゥーラに艦隊を終結させ、近づいてくるクラーリン艦隊を撃退しつつできるだけ粘ります(いずれやられますが)。戦闘は勝つまでセーブ&リセットを繰り返してください。クラーリンは常にEフォーメーションなので、こちらはDフォーメーションで迎え撃ちます。特にティアラの艦隊はDフォーメーションへの移行に2段階必要な上に、ティアラは諦めが早いので辛いですが、頑張って勝つまでリセットです。その後トゥーラが陥落すると、艦に付着した細胞の影響で艦隊が使用不能に、しばらくは見ているのみ(研究投資はお忘れなく)。序盤で粘っておけばバルロナを攻撃される前に何とか間に合います。この後はひたすら防衛ですが、できるだけ遠出をして敵艦をバルロナに近づけないように。ここも当然勝つまでセーブ&リセットです。その内、新型リアクター完成の報が入り、設計図を運ぶサンデッカー提督の護衛に艦隊を回しますが、ここは全艦隊を回せばよい。バルロナはその間に落とされますが、3期で戻ってこれます。

ここまでにバルロナを占領されてしまっている場合は、第4艦隊だけ残して、主星に引きこもってひたすら防衛戦。この場合は、主星の防御力アップや防衛衛生配備も忘れなく。防衛衛生が4つあれば、それだけで敵艦隊を1つ倒すくらいのことも可能ですので。これもセーブ&リセットを繰り返せば何とかなる。ティアラをセーブ&リセットで勝たせるよりは簡単かもしれないので、無理せずこっちの戦法を選択してしまうのもアリか。この後は新型艦を続々投入していけば後は問題なくなるでしょう。最後の生体要塞ゼオは、ラターニアとワルキュリアに攻撃をさせつつ下の方に回り込み、右下の部分を攻撃すれば簡単に倒せます。

エンディングということでクリアです。これの続編もあるのだが、メガCDでは発売されていない。

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