ズーム!

ズーム!

ズーム!海外タイトル: Zoom!
発売日: 1990年1月13日
開発: ディスカバリーソフトウェア
販売: セガ
機種: メガドライブ
ジャンル: パズル
価格: 5500円
製品番号: G-4023

全6ステージ(各ステージ6面の計36面)。マス目を線で囲っていくパズルゲームです。地味で評価も低い作品だが、個人的には結構面白いと思う。確かに慣れないと操作性は悪く感じるが、曲がる手前で方向キーを入れないと曲がれない場合があるという操作感覚は、かの名作「パックマン」みたいなもんだし、ようは慣れである。この操作性に慣れて、クリアするコツを掴めば、中々に楽しいものである。難易度的なバランスも悪くないと思うし、十分暇つぶしにはなると思うぞ。



ズーム!基本的なルールは、ラインを通過していくとラインの色が変わり、ラインでタイルを囲むと、タイルが点滅します。画面上の全てのタイルを囲めば面クリとなる。ライン上にはモンスターもいて、モンスターにつかまるとアウト。モンスターは種類によって動きに特徴があります。ジャンプで交わすことも可能。青いスパイラーというモンスターは、主人公のスマートが通ったラインの色を消してしまいます。但し、一度タイルを点滅させてしまえば、消されても問題なし。

ズーム!全てのタイルを囲むと面クリアです。ちなみに、メニュー画面で、上上下下左右左右ABと入力するとデバッグモードになる。という裏技を記載しているサイトがありましたが、ウンともスンともいわないので、普通にプレイします。

ズーム!このゲームをクリアするために重要なものが、アイテムです。アイテムには以下のようなものがあります。

バナナ・・・一定時間モンスターの動きが遅くなる
砂時計・・・一定時間モンスターの動きが止まる
太陽・・・一定時間スマートが無敵になる
赤いキャンディ・・・50点
青いキャンディ・・・100点
ウイング・・・無条件でその面をクリアできる
きのこ・・・チャームと衝突して遅くなったスマートのスピードが回復する
スター・・・他のアイテムのどれかと同じ効果、スカもある

重要なのが、砂時計、太陽、ウイングの3つ。特に取れば面がクリアできるウイングは出たらしっかり取りたいところ。但し、出現時間が短い時もあるので、狙っていないと取り辛い。しかし、このアイテムは出現パターンが一定(スターの中身も一定)なので、覚えておくとよい。

ズーム!このゲームには、安全地帯も存在する。全ての面ではないが、写真のように、2マス以上離れた場外エリアにも飛び移ることができ、ここには動かないスパイン・スパイン(トゲトゲのやつ)以外は出てきません。ここでいいアイテムがでるのを待つという戦法も取れる。また、この場外エリアにもラインを引くことができ、四角く囲めばポイントを取れます。ここで待っていると時間がなくなりますが、このゲームは制限時間がなくなっても死ぬことはなく、単にモンスターが増えるだけですので、じっくりプレイしてもよい。

ズーム!より簡単にクリアしたいなら、残機アップを狙うとよいです。タイルを連続して囲む連鎖は高ポイントになりますが、連続して10個囲むと1アップとなり、それ以降は1つ増える毎に1アップとなる。但し、2列を一気に囲んで一度に2マス点滅させても、1連鎖としかカウントされないので、単に縦か横に真っ直ぐ線を引くだけでは10連鎖は完成しない。具体的に1面を例にすると、写真のように線を引いて下準備をし、上から2番目の横ラインの右端から左へとラインを引き、真ん中のラインで下へ移動、そして下から2番目のラインで左に移動して端まで移動させると14連鎖になります。

ズーム!14連鎖に成功しました。連鎖による残機アップは5人だけですが、連鎖はかなりの高得点になります。得点による1アップは、最初が1000点で、以降2000点毎に増えていくので、14連鎖による約60000点だけで30人分増えたことになります。表示は9までですが、この時点で残機は38ということになります。このゲームは、コンティニューすると、そのステージの最初の面からのやり直しとなって、少々面倒なので、これで残機を増やしておくと楽です。ま、この方法に気付いたのがクリア後だったので、役立てられませんでしたが。しかし、この青天井な残機アップは、システム的な欠陥である。連鎖による残機アップはいいとしても、それに伴う得点でそれを遥かに上回る残機アップができてしまうというのは、どう考えてもおかしい。

ズーム!これが最終面。ただの四角なので、かなり簡単な部類です。

ズーム!というわけでエンディングです。


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