ジャーマン

ジャーマン

ジャーマン発売日: 2000年8月31日
開発: ヴィジット
販売: ヴィジット
機種: ドリームキャスト
ジャンル: テーブル(麻雀)
価格: 4800円
製品番号: T-43401M

シーマンで一世を風靡したマイクデバイスによる音声認識を使った麻雀ソフト。タイトルもシーマンを意識してのものであろう。「カン」や「チー」や「ポン」などの処理を声に出すだけで行えるという、麻雀好きには夢のようなゲームなわけだが、ゲームとしてはあまりにも作りが雑すぎる。



ジャーマンマイクデバイスを装着してゲームを起動すると、まずは音声認識のチュートリアル的なメニューが出てくるのだが、音声認識を使ったシューティングゲームのようなものである程度の得点を出さないと麻雀ができないという凄い仕様です。初めての起動時だけというならわからなくもないが、このゲームにはセーブ機能もないので、起動する度にこれをやらされることになる。一応、マイクデバイスを付けずに起動して、後から装着することで回避することはできますけど・・・

ジャーマンモードは通常の対局と、全国をグルメ紀行しながら麻雀をしていくグルメモードの2つ。グルメモードは対局で稼いだお金で各地のグルメを購入していき、全ての品物をコンプするとクリアとなる。お金がなくなるとゲームオーバーなので、全て購入できるだけのお金を稼いでから一気に買うのが安全です。大勝ちすれば半荘だけでクリアできます。

ジャーマン対局はイカサマくさい感じ。役満をやたら上がられるし、チャンタ率が異様に高い。音声認識ですけど、シーマンと同じくボタンを押している間に発声して認識させる仕組みなので、結局ボタンを押す手間が省けるというわけでもない。しかも、ポンやチーのキャンセルも一々音声を使うので、むしろ手間がかかってしまうという本末転倒さ。一応、オシボリだのタバコだのといった言葉も認識して反応してはくれますけどね。ま、マイクデバイスなしでやった方が100倍は快適です。稀に認識失敗してロン見逃しとかしちゃうしね。

ジャーマン最終面「北海道」のパスワードです。セーブ機能がないので、パスワードなんですよ。麻雀ゲームによくある対局履歴みたいなのも当然ないし、オンライン対戦なんかできるわけがない。やたら対戦相手がくっちゃべるというのは、他の麻雀ゲームにはない特徴ではあるか。

ジャーマン北海道も食べ尽くしました。

ジャーマンというわけで食覇。エンディングもショボ。


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