アルスラーン足手まとい戦記前編

アルスラーン足手まとい戦記


アルスラーン戦記(本記事)

アルスラーン戦記アニメ化記念ということで、久々にプレイしてみました。とりあえず第1回を見たが、緑髪じゃないアルスラーンに激しい違和感。以下ネタバレになりますのでご注意ください。それから、何年も前にアカウント取って放置していたツイッターを使い出してみたので、もしよろしければ。こちらです。

広大な大陸を東西につらぬく大陸公路。その中心にいパルス王国はあった。東西の諸国から隊商があつまり、さまざまな商品がもたらされ、その交易の熱気がパルス文化を育てた。四方を列強に囲まれ、幾度となく巨万の富を狙った侵略を受けながらも、その精強な兵をもって彼らを退けていった。パルス歴三百二十年、その年も、王国文化の繁栄とパルス軍の不敗を疑う者は、誰一人としていなかったはずである。

アルスラーン戦記

古の時、古の国の物語。聖域の雄と謳われし王国パルス。誉れ高き王家の血筋と武勇を誇る豊かな国土は、今、新たな血潮でその面を染めようとしていた。破壊と略奪の限りを尽くす蛮勇の民ルシタニア。その侵攻の波はパルスに迫り、雌雄を決する合戦の時が迫ったのである。時にパルス歴三百と二十年、国王アンドラゴラス三世が嫡子、世継ぎの王太子アルスラーン、十四歳の初陣である。

アルスラーン戦記

パルスの騎兵八万五千、歩兵部隊十三万八千、ルシタニア軍に倍する戦力に、誰もがパルスの勝利を確信する戦いであった。が、敵国ルシタニアは、霧に紛れて平原の断層に大量の油を流し火を放った。ルシタニア軍の卑劣な罠により、アルスラーンは戦場で孤立してしまった。

アルスラーン戦記

ダリューンはカーラーンを取り逃がしたものの、無事にアルスラーンと合流を果たし、バシュル山に住む友人のナルサスの元へ向かうのであった。

アルスラーン戦記

ルシタニアに加担する謎の男、銀仮面の魔力を用いた罠により、パルス軍は壊滅。国王アンドラゴラス三世は屈辱の縄目を受け連れ去られた。勢いに乗るルシタニア軍は、さらにパルスの都エグバターナを奪取。王妃タハミーネもまた、囚われの身となった。皇太子アルスラーンは痛恨の念を胸に秘め、ダリューンとただ二騎、パルスの貴族ナルサスの住むバシュル山へと落ち延びた。ナルサスは、パルス随一の天才的な戦略家でありながら、野に下り、今は世捨て人の生活を続けていた。

アルスラーン戦記

王太子討伐の命を受けたカーラーン将軍は、アルスラーンを誘い出すために、罪もないパルスの村々を焼き払った。カーラーンはパルスの将軍でありながら、密かに銀仮面の傘下に下り、ルシタニアの協力者となった男である。ナルサスの助力を得ることに成功したアルスラーンは、王太子討伐の命を受けた元パルスの万騎長カーラーンをおびき出すことに成功した。ナルサスはアルスラーンに敵の注意を引き付けておき、背後からカーラーンを攻撃する作戦に出た。

アルスラーン戦記

カーラーンは不可解な言葉と共にその場に倒れた。この戦いでアルスラーンは、ギーヴとファランギースという2人のたのもしい味方を得るのだった。

アルスラーン戦記

カーラーンの最期の言葉に釈然としないものを感じつつも、力強い2人の仲間を加えたアルスラーン一行は、勇猛なパルスの守備隊が守りを固める国境の城ペシャワールへ向かった。

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敵の追撃をかわすためにアルスラーン達は3方に分かれた。しかし、ルシタニア軍の矢によってアルスラーン達は馬を失ってしまう。走って逃げる3人だが、ルシタニア軍はすぐそこまで近付いていた。

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指揮系統を失った敵は混乱し、撤退した。アルスラーンらは敵の乗っていた馬に乗るとダリューンらの待つ東の国境へと急いだ。

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敵の追手を振り切ったアルスラーンは、ついに東の国境に到達した。アルフリードは砂漠の民ゾット族の長の娘であったが、父を銀仮面に殺され、仇討のために王太子の一行に加わった。

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新たな仲間も加え、合流を果たしたアルスラーン達だが、ペシャワール城に辿り着く寸前カーラーンの息子ザンデの軍に発見されてしまう。かなりな数の敵にアルスラーン達は戦うよりもペシャワール城に向かうことを決めた。

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頼もしき将軍キシュワード及びバフマン率いる国境の城。アルスラーン一行は、ついにペシャワールの城への入城を果たした。

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アルスの老将軍バフマンは死んだ。だが、その死に際に漏らした言葉は、「ヒルメス王子を殺してはならない。ヒルメスを殺せばパルス王家の正統の血筋が絶える。」というのだ。

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バフマンの謎の言葉の真相を探る暇もなく、アルスラーンの前に新たなる敵が攻め寄せてきた。アルスの隣国シンドゥラの王子ラジェンドラである。シンドゥラでは、重病の国王の跡継ぎの地位をめぐり、2人の王子ガーデーヴィとラジェンドラが争いを続けていた。王子の1人ラジェンドラは、己が劣勢を巻き返すために、豊かなパルスの国境地帯を奪い取らんと攻撃を仕掛けてきたのだ。アルスラーン達は、ラジェンドラ軍にガーデーヴィ王子の軍勢が後方より迫っていると信じ込ませ、混乱している隙を突いて攻撃を仕掛けた。

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ラジェンドラ王子と部下のジャスワントは捕らえられ、アルスラーンの前に引き出された。アルスラーンは、軍師ナルサスの意見を入れ、ラジェンドラに講和条約を提案した。

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アルスラーンとラジェンドラの連合軍は、シンドゥラの都ウライユールを目指し進軍を開始した。パルス軍接近の報を受け、王子ガーデーヴィは、500頭の象を従え王都より出陣、両者はチャンディガルの野において、遂に対決の時を迎えた。

アルスラーン戦記

ガーデーヴィ軍は戦象部隊をくり出してきた。これには、いかにパルスの騎兵部隊が優れていようとも、太刀打ちできるはずがない。そこでナルサスは投石器を改造した特殊な兵器を使い、戦象を攻撃する計画をたてた。

アルスラーン戦記

アルスラーンとラジェンドラ軍は、決戦に大勝利を収め、ガーデーヴィ王子を打ち破った。ここにラジェンドラは、シンドゥラの国王として、晴れて念願の即位を果たしたのである。帰路につこうとする一行の前に、ラジェンドラの部下ジャスワントは、アルスラーンの王者としての資質に己の人生を賭け同行を申し出た。

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シンドゥラでのアルスラーンの活躍を伝え聞き、パルスの各地から生き残りの騎士達が続々ペシャワール城へ集結し始めた。アルスラーンが王都奪還ため全軍を率いて立つ日が迫ったのである。決戦を控え、ナルサスはアルスラーンに銀仮面ことヒルス王子の身の上を語った。

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同じ頃、ギーヴは一人パルス国内の偵察の旅に出発。ペシャワールからエクバターナへ。だが、その進路上には、チャスーム城および聖マヌエル城というルシタニアの2つの要塞が築かれていた。アルスラーンは、勇躍チャスーム城への攻撃を開始した。

アルスラーン戦記

チャスーム城を攻め落としたアルスラーン軍は、第2の要塞聖マヌエル攻めを控えて、1日の休息を取り、パルスの神に捧げる狩猟の祭を催した。

アルスラーン戦記

狩猟の途中、アルスラーンは聖マヌエル城の敵に遭遇してしまった。その知らせを受けたナルサスは、アルスラーンを救出すべく全軍出撃の指示を出した。

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アルスラーン軍は、偶然の遭遇を利用して、一気に聖マヌエル城へ突入した。

つづく
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